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自治体の皆さまへ

町長室からこんにちは ーシリーズ54ー

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岡山県奈義町

■高齢者生きがい応援と山彩村の支援
学校給食の食材供給に山彩村が活躍しています。先日6月13日の新聞では、昨年9月時点で学校の給食費無償化に全国の3割以上が取り組んでいるの発表がありました。岡山県では、総社市、和気町、早島町、瀬戸内市、備前市、吉備中央町、新圧村などがあげられます。奈義町は今年度無償化に取り組んでいますが、昨年度は半額助成を実施していました。これらの財源は多くの自治体で新型コロナに対応する地方創生臨時交付金が用いられたようです。
これは、新型コロナの感染防止と冷え込んだ経済対策との対応に国の用意した交付金を活用し、各自治体も新型コロナの経済対策として、若い世代の家庭支援と、お金の地域内循環を狙った取り組みで行われたものです。奈義町では以前から学校給食にエコファーマーによる町内の安全安心で美味しいお米と山彩村を通して新鮮な野菜が供給されています。
奈義町では、新型コロナ対策の一環として学校給食への食材支援とともに高齢者支援として山彩村へたくさんの野菜を出荷していただくため、販売手数料を低く抑えられる手数料助成に取り組みました。新型コロナ禍の中、高齢者の方々の生活支援と生き甲斐づくり、そして更なる健康づくり支援として取り組んだところです。
引き続き、山彩村を通じて農家の皆さんや高齢者の皆さん、そしてその役割の中心となる山彩村の運営支援を行わなければならないと考えています。「年を重ね自分のできることが少なくなると人は徐々に自信を失い消極的になっていく。社会と繋がりを保ち人の役に立てた経験は、再び前向きな気持ちを取り戻す力となる。役割を担う活動に報酬が伴えば一層推進は活性化することになる」と専門家は言います。
町は、咋年度からふるさと納税返礼品として地元特産のお米を活用していますが、併せて野菜等を活用し、農家、高齢者の支援を充実したいと計画しています。
ふるさと特産便、ふるさと納税返礼品など食べて喜んでもらえる、皆さんの野菜作りと健康・生き甲斐づくりの応援、また、これに合わせて山彩村コミュニケーションの輪が広がりますように支援して参ります。

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