大茅スキー・キャンプ場は昭和40年代から冬季のスキー、春夏秋のキャンプと村の観光資源として多くの利用者を迎えてきました。しかしながら、近年の降雪量の減少やリフトを更新しなくてはならなくなった状況などにより、スキー場の営業を終了しました。また、キャンプ場も平成13年頃オートキャンプ場の新設等されましたが、施設の老朽化や陳腐化により利用者も減少し1000人/年にも満たない状況となっていました。
スキー場の営業終了を契機に、従前のスキー場同様に目的地となれる観光施設に再整備する方針をたて、近隣と競合せず、「百年の森林構想」や「生きるを楽しむ」といった村のコンセプトにも合致する施設整備を検討しました。
その結果、キャンプ場はリニューアルして継続し、スキー場の部分は傾斜を利用したスケートボードトラックを整備することとしました。東京オリンピック以降人気の出ているスケートボードですが、競技用の施設ではなく自然の中で楽しめるアクティビティとして、今の土地形状をできるだけ利用できるものを選定しました。スケートボードはアーバンスポーツといわれ、仲間同士でたたえ合う文化があり、最近では子供たちの習い事としても人気があります。
今後は、施設の運営をしっかりとやってくれる民間事業者を募集し、村と民間事業者が連携して整備、運営していくことを目指していきます。
問合せ:産業観光課
【電話】79-2230
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