村では、令和3年度から令和12年度を計画期間とする『第6次西粟倉村総合振興計画』に掲げる「生きるを楽しむ百年の森林に育まれたむら」の実現に向けた村づくりを進めています。また、デジタル田園都市推進事業における地域幸福度指数(ウェルビーイング指標)の取得を進めています。
より良い村づくりのため、この1年間の取組について小中学生を含む村民や関係人口の皆さまとともに評価し、策定した計画の進捗状況確認と、必要な見直しの手続きを行っていくため、村民アンケート方式で、皆さまのご意見やご感想を伺いました。ここでは、その結果の中から皆さまにお伝えしたいポイントを整理して紹介します。全設問の集計結果は、後日村のホームページの掲載と、冊子にて配布を行う予定です。
■「生きるを楽しむ」アンケート実施概要
集計・分析支援:一般財団法人西粟倉むらまるごと研究所
1.村民の「幸福度得点」の平均は、10点満点で7.0点でした
「あなたは現在どの程度幸せですか」について10段階で毎年聞いています。昨年は6.9点でしたが、今年は7.0点と一昨年の得点に戻りました。また、西粟倉での暮らしにどの程度満足しているかという問いについて、同じように10段階で回答してもらったところ、平均は6.5点となりました。関連した全国調査の平均点は、幸福度・満足度それぞれ6.5点でした。つまり、西粟倉村は幸福度ではプラス0.5ポイント高く、満足度は全国平均と同じという結果となりました。
2.幸福度の判断基準は健康状態がトップでした
幸福度の得点の判断基準は、健康状況が一番。次いで家族関係と家計の状況が続いています。健康であり続けると高い幸福度につながると言えます。
3.村の取り組みの理解が拡がりつつあります
村の取り組みについて尋ねた設問では、特に村民を中心に多くの設問で得点が上がっており、この3年で村民、関係人口の方々に取り組みが伝わってきていることが分かりました。(それぞれ選択肢の「内容も知っている/聞いたことがある」の合計)
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