■インターネットで依頼したロードサービスのトラブル急増
事故や故障などが発生したとき、消費者自身で対処することは難しいケースが多いため、ロードサービス業者といった専門の事業者に依頼することが一般的です。しかし、全国の消費生活センターなどにはロードサービスに関わる多くの相談が寄せられており、2022年度には前年度の約3・3倍に急増しています。契約当事者には20代や学生が多く、自動車のトラブルに慣れていない消費者がロードサービス業者に依頼しているケースが多いものと考えられます。
▽相談事例
・事前説明のない「緊急対応費」や「祝日対応費」を請求された。
・料金について十分な説明がないまま作業され、高額な料金を請求された。
・事前説明のないキャンセル料を請求された。
・費用を損害保険会社に請求できると言われて契約したが、認められなかった。
・作業内容(原因診断)が不適切で直らなかった。
▽アドバイス
・自動車の故障などが生じた場合は、まずは契約している損害保険会社や保険代理店に問い合わせましょう。
・サイトなどの表示や電話で説明された料金を鵜呑みにしないようにしましょう。
・請求された金額や作業内容に納得できない場合は、きちんとした説明を求めましょう。
・困ったときは、消費生活センターなどにご相談ください。
相談先:
・赤磐市消費生活センター【電話】955-4783
(平日午前9時~午後4時)
・消費者ホットライン【電話】188
(土日祝もつながります)
問合せ:くらし安全課
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