■著名人を名乗る投資トラブルが急増中!
SNSをきっかけとして、著名人を名乗り投資に勧誘されたという消費者トラブルが急増しています。「〇〇(著名人)が主催する投資の勉強会」などと勧誘し、投資目的で振り込みをしたものの、「出金には追加費用が必要と言われた」、「相手と連絡が取れなくなった」といった被害が発生しています。SNS上の広告をきっかけに投資グループに誘われることが多く、いったん振り込みをしてしまうと被害回復が難しいという特徴があります。
▽相談事例
有名経済評論家が主催する投資相談のSNS広告が表示され、100万円が1億円になったとの体験談が掲載されていたので興味を持ち、メッセージアプリに登録した。すると、有名経済評論家のアシスタントを名乗る人からメッセージが届き、海外株が短期で値上がりする投資話を持ちかけられ、信用できると思い、100万円を振り込んだ。後日、「追加で200万円を振り込めばさらに高い利益が出る」と言われ振り込みをしたが、その後、全く連絡が取れなくなってしまった。
▽アドバイス
・SNS上で勧誘を受けた場合は、まず疑ってみるようにしましょう。
・投資資金の振込先に個人名義の口座を指定された場合、詐欺の可能性が高いです。振り込まないでください。
・被害回復が難しいため、安易に投資資金を振り込むことは控えましょう。
・困ったときは、消費生活センターなどにご相談ください。
相談先:
・赤磐市消費生活センター【電話】955-4783
(平日午前9時~午後4時)
・消費者ホットライン【電話】188
(土日祝もつながります)
問合せ:くらし安全課
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