ひな祭りの由来は、人形(ひとがた)が人間の身代わりに厄(やく)を引き受けてくれると考えられてきたことにあるのだそうです。そのルーツは上巳(じょうし)の節句(五節供(ごせっく)の一つで後に3月3日に定まる)に厄を祓(はら)って幸せを願う行事で、草・わら・紙などでこしらえた人形に自分の穢(けが)れを移し、川や海に流して厄祓いをしていました。「流しびな」はその名残(なごり)ですね。今も昔も子どもの成長を願う気持ちは変わりません。新年度の予算には、子どもたちの健やかな成長を支えるための施策を盛り込んでいます。
いよいよ、特急やくも381系と桜や高梁川とのコラボを見ることができる最後の春がやってきます。4月6日からは新型やくも273系が登場します。今年も伯備線沿線地域の皆さんにはおもてなしなどの取り組みをしていただけるようです。鉄道ファンならずとも楽しみな春となりそうです。
近藤隆則
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