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【特集1】脱炭素に向けた取り組み まいにちおトクに「エコ活」しよう!(2)

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岩手県

■職場でできること
照明や空調を省エネ型製品に変える、窓を断熱にする、車を電気自動車にするなど、職場単位でできる脱炭素の取り組みはいろいろあります。ここでは県内の事例を紹介しながら、企業に役立つ認定制度や補助金制度をご紹介します。

○省エネ対応のエアコンに切り替え、灯油使用量がマイナス65パーセントに
丸上(まるじょう)建設株式会社(奥州市)
県の「いわて脱炭素化経営企業等」や奥州市の「奥州エコ事業所」認定を受けるなど、積極的に職場の脱炭素に取り組んでいる丸上建設株式会社。全車両の燃費を毎月集計してグラフにして張り出すなど、職場での意識啓発活動をはじめ、太陽光パネルの設置や照明のエルイーディー化など、省エネ・再エネ設備の導入を進めてきました。
2021年には省エネ診断を受診し、灯油ストーブが中心だった冬の暖房を省エネ対応のエアコンに切り替え。電気使用量は前年比プラス5パーセントとなったものの、灯油使用量はマイナス65パーセントと大幅に削減し、光熱費全体のコストダウンにつながりました。皆さんの職場でも省エネ診断を受診して、脱炭素に取り組んでみましょう。

省エネ診断の詳細はこちらの二次元コードがあります。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。

写真があります。
毎月、全車両の燃費を集計したグラフを張り出すなど、多岐にわたる脱炭素に取り組んでいます。女性社員が集計したグラフを新たに張り出しているところです。
写真終わり。
※写真は本紙またはPDF版をご覧ください。

■補助金で事務所の照明をエルイーディーに!
○事業者向け省エネルギー対策推進事業
事務所の照明を高性能なエルイーディーや再エネ一体型の屋外照明に更新するなど、省エネルギー効果の高い設備導入に使える補助金があります。設備の更新は光熱費の削減にもつながります。ぜひご活用ください。
補助対象者:県内に拠点を有する中小企業者など
補助額など:補助上限額…最大50万円、補助率…にぶんのいち

詳しくはこちらの二次元コードがあります。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。

■経営メリットがいろいろ!
○いわて脱炭素化経営企業等認定制度
二酸化炭素排出を抑制する取り組みを積極的に行っている職場を、「いわて脱炭素化経営企業等」として認定しています。認定されると、県の補助金の上乗せのほか、社会的評価の向上につながるなど、さまざまなメリットがあります。皆さんの職場でも認定に挑戦してみましょう。

詳しくはこちらの二次元コードがあります。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。

■ゼッチで健康に、家計と環境にやさしい暮らしを!
ゼッチ:ネットゼロエネルギーハウスの略で、断熱・省エネルギー・創エネルギー(太陽光発電などで創るエネルギー)により、住宅の年間エネルギー消費量を実質ゼロにする住宅。

省エネ性能が高く、光熱費が抑えられる住宅「ゼッチ」は、経済的なだけでなく、ヒートショックを防ぐなど、住む人の健康づくりにもつながります。
既存住宅の省エネルギー改修工事をする場合に使える県の補助金「住まいの省エネルギー改修推進事業費補助金」や、省エネ住宅に関する講習会もあります。(2024年1月19日開催予定「ライフプランで考える省エネ住宅」講師…ファイナンシャルプランナー)リフォームや新築の際には、健康で快適な暮らしのために省エネルギー住宅について考えてみませんか。

写真があります。
住まいの省エネルギー改修推進事業活用例
箱形で大きめの窓がある省エネルギー改修された住宅が建てられています。
写真終わり。
※写真は本紙またはPDF版をご覧ください。

補助金の詳細はこちらの二次元コードと講習会の詳細はこちらの二次元コードがあります。
※各二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。

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