今号の表紙は、馬を中心とした循環型農業に取り組むジオファーム八幡平です。
■馬を真ん中に、循環型農業の輪を広げる!
「ジオファーム八幡平」は、競馬を引退した馬たちを引き取り、その馬ふん堆肥と温泉の地熱を使ってマッシュルームを育てています。栽培後の菌床は、肥料として放牧地や畑に再活用。馬と人との共生を目指しながら、循環型農業を確立しています。幼い頃から馬術競技に携わってきた代表の船橋慶延(ふなばしよしのぶ)さんにとって、馬たちが安心して余生を送れる仕組みづくりは長年の夢でした。「引退馬が堆肥づくりを担うことで馬たちの新たな可能性も広がりますし、地域で馬ふん堆肥を活用する人も増え循環型農業の輪が広がっています」と語ります。
写真が2枚あります。
1枚目:表紙写真。ジオファーム八幡平(右)船橋友紀恵(ふなばしゆきえ)さん(左)船橋慶延(ふなばしよしのぶ)さん遠くには岩手山が見え、緑の木々に囲まれた放牧地で船橋慶延さんがあし毛、友紀恵さんがくり毛の馬の手綱を持ち笑顔で立っています。
2枚目:生で食べられるほど新鮮でおいしい、マッシュルーム。地元の人たちや障がいを持った人たちの雇用の場にもなっています。ハウス内にはたくさんの栽培棚が並び、マッシュルームが栽培されています。ビニールのキャップを被りマスクをした船橋さんの両手には収穫したマッシュルームがあります。
写真おわり。
※写真は本紙またはPDF版をご覧ください。
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