◆休館日
資料整理期間:11月26日(火)~12月13日(金)
◆特別展「江戸の大名屋敷-一関藩・仙台藩-」
仙台藩の江戸屋敷跡は、汐留(しおどめ)駅建設に際し大規模な発掘が行われ、その近くの愛宕下(あたごした)にある一関藩の上屋敷跡も数度にわたる発掘調査が行われています。発掘の成果や歴史資料を通して、江戸屋敷の構造や暮らしなどを紹介します。
日時:11月24日(日)まで
入館無料日:11月3日(日・祝)
◇一関藩江戸屋敷講座
日時:11月17日(日)13:00~15:30
(1)忠臣蔵と一関
講師:大島晃一氏(岩手県南史談会幹事長)
(2)一関藩邸の火災と復興
講師:当館学芸員
定員:100人
申込み:必要
◆重要文化財「大槻家関係資料」研究報告会 「幕末の対外情勢と大槻家」
学問の家大槻家に関する最新の研究成果を報告します。
日時:11月3日(日・祝)13:00~16:00
講演:「幕末の海外情報と大槻磐渓、大槻家」
講師…岩下哲典氏(東洋大学文学部教授)
報告(1)「大槻玄沢とロシア」
講師…菊池勇夫(当館館長)
報告(2)「大槻磐渓の開国論」
講師…当館職員
定員:100人
申込み:必要
◆はくぶつかんこどもくらぶ「和風ブックケースをつくろう」
当館の展示テーマにちなむ体験学習。親子で楽しもう。
日時:11月4日(月・振)13:00~16:00
費用:200円(材料費)
定員:5組程度
*保護者と一緒に参加してください
申込み:必要
持ち物:ケースを作りたい本(厚さ1cm以上、A4判より小さいもの)
*汚れてもよい服装で参加してください
◆「和算家 千葉胤秀(たねひで)」の紙芝居セットを貸し出しします
一関の「和算家 千葉胤秀」をもっと身近に感じられる紙芝居の貸し出しを行っています。DVD版もありますので、学校や自治会などでさまざまな活動に活用してください。
申込み:必要
◆展示品紹介 泥面子(どろめんこ)
汐留遺跡(仙台藩江戸屋敷跡)出土 東京都教育委員会所蔵
東京都港区汐留の仙台藩江戸屋敷跡と新橋の一関藩上屋敷跡は、ともに発掘調査が行われており、今回の特別展では、出土品の中から屋根瓦・陶磁器・木簡・下駄・上水道の樋などのほか、ままごと道具や箱庭道具などの小さな玩具類も展示しています。
写真は、直径3cm前後、厚さ1cm弱の円盤状で、粘土を焼いて作った泥面子といわれるものです。紙製のメンコとは違い、地面に引いた区画線の中にメンコを投げ入れ、その位置によって勝敗を決めてメンコを取り合って遊ぶものです。江戸時代後期には、こどもたちの間で大流行しましたが、幕府は賭け事の一種と捉え、風紀が乱れることを危惧し禁令を出しました。泥面子には、文字や歌舞伎役者、力士の名、将棋の駒、火消しのまといなど多彩な図柄が描かれていて、当時の好みを知ることができます。
特別展「江戸の大名屋敷-一関藩・仙台藩-」で展示しています。
※画像など詳しくは本紙をご覧ください。
※費用が無料、どなたでも参加できる、申し込みが不要の場合、費用、対象や申し込み方法を掲載していません
問合せ:一関市博物館
【電話】29-3180
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