■NEWS 東北各地から選手が集結
▼第62回三船十段杯争奪柔道大会・柔道教室
9月1日、市民体育館で「第62回三船十段杯争奪柔道大会」が開催。東北各地から約630人の選手が参加し、熱戦を繰り広げました。
大会に先立ち8月31日には小中学生ら210人が参加して柔道教室を開催。1997年パリ世界柔道選手権無差別級銀メダルの眞喜志慶治さん、2000年シドニーオリンピック男子81kg級金メダルの瀧本誠さん、2016年リオデジャネイロオリンピック女子70kg級金メダルの田知本遥さんの3人が講師を務めました。教室に参加した久慈中学校3年の和山大雅さんは「有名な選手に指導していただき、最高の一日となりました。学んだことをしっかりと吸収し、今後に活かしていきます」と決意を語りました。
▼大会成績(敬称略・太字は市内参加者の成績)
▽団体戦
・少年の部
優勝:五所川原柔道少年団(青森県)
3位:久慈市三船十段記念館
・中学校男子の部
優勝:滝沢市立滝沢第二中学校
・中学校女子の部
優勝:紫波第一中学校
・高校男子の部
優勝:盛岡大学付属高等学校
・高校以上女子の部
優勝:青森県立八戸西高等学校(青森県)
・一般の部
優勝:日蔭塾見上道場
▽個人戦
※詳しくは本紙をご覧ください。
■NEWS 有事に海上から支援
▼災害等における海上輸送体制の支援協力に関する協定締結式
市は国土交通省東北地方整備局釜石港湾事務所と、災害時の支援協力に関する協定を締結しました。
協定締結は国土交通省東北地方整備局が進める、命のみなとネットワークの形成に向けた取り組みの一環。災害などで陸路が寸断し孤立化した場合に、市の要請に基づいて物資や人員を海上輸送します。
9月4日、同事務所で協定締結式を開催。小岩利弘所長と遠藤市長、釜石市、大船渡市の市長が出席し、協定書にサインしました。
遠藤市長は「迅速な支援や復旧活動に対応できることが見込まれ、心強い。今後も地域防災力の向上に努めて参ります」とあいさつしました。
■NEWS 避難所事務の効率化に向けて
▼避難所運営デジタル化実証実験
9月18日、県が避難所の受け付けをデジタル化する実証実験を宇部市民センターで行いました。
避難者は県のLINE公式アカウントを登録し、事前に個人情報を入力。避難所の受け付けでは、職員が避難者の二次元コードを読み取る事で避難者の情報をリアルタイムで管理することができます。
実験では、紙とデジタルの受け付けにかかる時間を計測。デジタルは情報の記入や入力に要する時間が省かれ、処理時間が大幅に短縮しました。
実証実験に参加した日向町内会自主防災会の大畑光子さんは「普段からスマートフォンに触れ、個人の意識を高めなければならないと思いました」と表情を引き締めました。
■INFO 秋の狂犬病予防集合注射
イヌの飼い主には狂犬病予防法により、イヌに年1回の予防注射を受けさせることが義務付けられています。
本年度まだ予防注射を受けていない場合は、必ず接種を受けさせてください。予防注射は、市内の動物病院でも受けることができます。
対象:生後91日以上のイヌ
持ち物:通知はがき(裏面が問診票になっています)
注射料金:3200円
※新たに登録するイヌの場合は、別途、登録料金3000円が必要です
問合せ:
生活環境課【電話】54-8003
ふるさと振興課【電話】72-2132
■NEWS 中学生が地域を盛り上げる案を発表
▼山形中学校3学年総合的な学習「やまがたビジョンin山形中学校」発表会
山形中学校では、令和4年度から地域学に取り組み、1年生から地域の歴史や魅力、課題を学んでいます。3年生ではグループで話し合い、地域の活性化を目指し、自分たちができる企画書「やまがたビジョンin山形中学校」を作成。9月12日に同校で発表会を行いました。
発表会にはやまがたビジョン推進委員会や学校運営協議会の委員が参加。生徒たちは、ニュースポーツや手編みかご作りで交流する案や特産食材を生かしたオリジナル料理を販売する企画を発表しました。
地域の人が集まる場所が少ないという声から、廃校となっている久慈高等学校山形校を活用した遊び場を提案したグループの清水川結央さんは「不便だと感じていた地域にもいいところがたくさんあって、企画を考える中で夢が広がりました。これから地域のイベントにも積極的に参加し、若い人から山形を元気づけていきたいです」と笑顔を見せました。
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