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■世田米中で出前授業が行われました
10月25日、世田米中学校(遠山秀樹校長)で住田高校の小山秀司校長が数学の出前授業を行いました。
この出前授業は、3年生を対象に数学の楽しさや中学校と高校の数学の結びつきを知ってもらうことと、コロナ禍で途絶えていた中高の連携強化を目的に行われたものです。
授業で生徒たちは、小山校長からの課題に対し頭を悩ませていましたが、問題が解けると喜びに満ちた表情で「分かった!」という声が教室内で飛び交っていました。
小山校長は、「1回でも数学が楽しい、すごいと思ってくれたら嬉しい」と期待を込めていました。

■有事に備えて　秋季消防演習開催
11月5日、新型コロナウイルスの影響により4年ぶりとなる住田町秋季消防演習が行われ、町消防団員127人、町婦人消防協力隊85人が参加しました。
この日は、はじめに強風注意報・火災注意報下で上有住地区内での火災発生を想定した火災防ぎょ訓練を実施。その後、八日町商店街で分列行進、有住中グラウンドで小隊訓練を行い、日頃の訓練の成果を披露しました。
参加した消防団員らは訓練を通じ、住民の生命・財産を守る決意を新たにしていました。

■恒久平和を祈念　住田町戦没者追悼式
11月10日、役場町民ホールで戦没者追悼式を執り行いました。
今年は4年ぶりに式典形式で開催し、式には町遺族会(水野養一会長)や町関係者など約80人が参列。追悼の言葉では、水野会長が「戦争の悲惨さを知らない世代が大多数を占め、その記憶が薄れつつありますが、私たちが享受している平和と繁栄の礎となって発展していることを忘れず、戦争に対する思いを後世に伝えていく」と述べました。
献花では、参列者一人一人が、悲惨な出来事が二度と繰り返されないよう平和への願いを胸に花を手向けていました。

■スポまち!長官表彰を受賞しました
11月10日、スポーツ庁主催の『スポーツ・健康まちづくり』優良自治体表彰制度(通称・スポまち!長官表彰)優良自治体表彰を本町が受賞しました。
この賞は、スポーツを活用した「まちづくり」や「地方創生」に積極的に取り組もうとしている自治体のアイデアを表彰し、そのアイデアを広く全国へアピールしてスポーツを活用した特色あるまちづくりの全国展開を推進するための制度です。
今回の表彰は、木材を使ったスポーツ「クッブ」を通じて町内外問わず交流を促進したことが高く評価され、受賞に至りました。

■住田の秋を飾る　住田町文化・産業まつり
9月29日から10月1日までと10月26日の4日間にわたり「第51回住田町文化・産業まつり」が、10月29日に「第29回すみた産業まつり」が各会場で開催されました。
このうち、すみた産業まつりでは、昨年は新型コロナウイルスの影響で規模を縮小しましたが、今年は4年ぶりの通常開催となり、町内外から2000人以上が訪れました。
今年は、「五葉念仏剣舞」による演舞で幕開けし、4年ぶりとなる五穀豊穣餅まきをはじめ、豚汁の早食い大会や丸太切り大会、木工教室など多彩な催しが行われました。また、ステージイベントでは「楽ちん一座」「音楽サークル音蔵」のミニライブが行われたほか、地元の新鮮野菜や特産品を買い求める姿も見られ、会場は大いに賑わいました。
同時に、役場町民ホールでは、舞台部門が行われ、琴伝流大正琴「かっこ花の会」による演奏で始まり、世田米中総合文化部、住田詩吟会、住田三弦会、ふるさと創生大学が出演。それぞれ心地よい演奏や歌、表現豊かな朗読を披露し、訪れた来場者は静かに聴き入っていました。