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自治体の皆さまへ

今すぐできる災害への備え

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岩手県住田町

台風や地震といった自然災害は、いつ、どこで発生するか分かりません。災害から命を守るためには、日頃からの「備え」が重要です。
「これまで大丈夫だったから、今回も自分は大丈夫」と思わずに「自分たちの命は自分たちで守る」という心構えのもと、日ごろから準備を行うとともに、家族との連絡方法や地域の協力体制を確認しておくなど災害に備えましょう。

■災害件数は年々増加しています
急傾斜地、台風、大雨や地震などの多い日本には、特にも土砂災害が発生しやすい条件が揃っています。
全国の土砂災害発生件数をみると、平成26年から令和5年までの10年間では、平均して1年間におよそ1499件発生しており、平成16年から平成25年までの10年間平均のおよそ1184件に比べ、約1・25倍となっています。

■警戒レベル4で全員避難しましょう
警戒レベル3:高齢者や障がい者、子どもなど避難に時間がかかる方は、この発令で避難を開始しましょう。
警戒レベル4:全員速やかに危険な場所から避難してください。
警戒レベル5:災害がすでに発生しているか、切迫している状態で、命が危険な状況です。
突発的な災害の場合は、発令が間に合わないこともあります。危険を感じたら早めに避難しましょう。

◇警戒レベルと避難情報

■防災マップの活用
町では、洪水や土砂災害の防災マップを作成し、全戸に配布しています。防災マップで着色されている場所は、浸水や土砂災害が発生するリスクが高い地域です。
自宅やその周辺、避難経路などを確認しておきましょう。

■避難情報の収集
県では、高精度な地形情報を用いて新たに抽出した「土砂災害が発生するおそれのある箇所」を、令和5年12月に公表しました。
抽出箇所は、岩手県ホームページ(左記QRコード)や「いわてデジタルマップ」から確認できます。
※QRコードは本紙をご覧ください。

■日頃の備え
いざという時のために、事前に必要なものをまとめておきましょう。

◆非常持ち出し品
▽貴重品
・現金・印鑑・家や車の予備鍵・証書類のコピー(免許証、通帳など)

▽情報収集用品
・携帯ラジオ・携帯電話の充電器・モバイルバッテリー・筆記用具

▽非常飲食品など
・非常食・飲料水・給水袋・万能ナイフ

▽衛生用品
・救急セット・タオル・マスク・消毒液・体温計・ティッシュ類(トイレットペーパー、ウェットティッシュ)・ビニール袋・下着類

▽安全用品
・懐中電灯・軍手・マッチ・ろうそく・使い捨てカイロ

◆備蓄品
・食糧や水(最低3日分)・生活用品(ラップ、ゴミ袋、ポリタンク、携帯用トイレなど)

問い合わせ:総務課防災管財係
【電話】46-2112

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