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こ・ち・ら 保健センター

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岩手県洋野町

■気を付けよう脳卒中
岩手県は、脳卒中による死亡率が全国ワースト上位です。高血圧予防は脳卒中予防の重要なポイント。洋野町では、約2人に1人が血圧を指摘されています。脳卒中を予防するためには、日頃から健康を意識して生活していくことが大切です。

○食事
・減塩を心掛ける
食塩に含まれるナトリウムは血管を収縮させ、血圧を上げます。塩分を取りすぎないよう工夫しましょう。
・カロリーを取りすぎない
肥満も高血圧につながる要因です。甘いものや油物の取りすぎに注意しましょう。
・野菜や果物を取り入れよう
野菜や果物は、ナトリウムの排泄を促す大切な栄養素カリウムがたくさん含まれるものが多いです。カリウムは普段の食事に積極的に取り入れましょう。

○お酒
アルコールは飲む量に比例して血圧が上がるといわれています。適量を守り、飲みすぎには注意しましょう。

○運動
高血圧には有酸素運動が効果的です。激しい運動でなくて良いので、階段を使う、遠回りして買い物に行くなど、簡単な運動を取り入れてみましょう。

○禁煙
タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、血圧を上昇させます。禁煙のためには、ニコチンパッチやガム、干し昆布、水を飲むなどの代用品を活用しましょう。

■~冬場に多い食中毒~ ノロウイルスに気を付けましょう
秋~冬にかけては、空気が乾燥してウイルスが舞いやすく、ノロウイルス食中毒の発生件数も多くなります。感染症対策を徹底して、予防しましょう。

○ノロウイルスとは
人の小腸粘膜で増殖するウイルス。感染力が強いため、大規模な食中毒など集団発生が起こりやすい。(保育園や幼稚園、学校など)

○特徴と症状について
体に入ってから、24~48時間で発症。症状が無くても、便からウイルスが検出される事がある。ウイルスの排泄は1週間~1カ月間も続く。主な症状は、下痢、吐き気、おう吐、腹痛、発熱(38℃以下)など、風邪に似た症状。

○感染経路について
ほとんどが経口感染です。
・ノロウイルスに感染した食品取扱者を介して、汚染食品を食べた場合(食品の製造者、飲食店や家庭での調理者)
・ノロウイルスを含む、ふん便やおう吐物から人の手を介した二次感染
・家庭や共同生活施設など、人との接触が多いところでヒト→ヒトに飛沫感染する場合
・汚染された二枚貝(カキやホタテ貝、シジミやアサリなど)を、加熱不十分または生の状態で食べた場合
・汚染された井戸水や簡易水道を消毒不十分で摂取した場合

○予防方法について
・トイレ後、調理前、食事前には、特にしっかりと手を洗い、清潔なハンカチやペーパータオルで拭きましょう。(タオルの共用は避ける)
・加熱が必要な食品を食べる時は、中心部までしっかりと加熱をしましょう。(ノロウイルス汚染の可能性がある部分は、食品の中心温度…85~90℃で90秒以上)
・食器や調理器具などは、熱湯(85℃1分以上)加熱や、薄めた塩素系漂白剤で消毒しましょう。
・二次汚染防止のために、ふん便・おう吐物を片づける際は、使い捨てビニール手袋やマスクを使用しましょう。
汚れた衣類などは、分けて洗濯し、汚れた器具や雑巾などは、薄めた、塩素系漂白剤でつけ置き洗いをしましょう。汚れた床は、塩素系漂白剤を含ませた布でおおい、しばらく放置します。片付けが終わったら、しっかりと手洗いうがいをします。消毒用エタノールや逆性石鹸は効果がありません。

問合せ:健康増進課
種市保健センター【電話】65-3950
大野保健センター【電話】77-3576

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