文字サイズ
自治体の皆さまへ

災害への備えを万全に

20/43

岩手県洋野町

■河川洪水浸水想定区域に指定
県は2月2日、大野川、有家川および川尻川を「河川洪水浸水想定区域」に指定しました。
同区域は「想定し得る最大規模の降雨」で河川が氾濫した場合に、浸水が想定されるエリアや深さなどを示すもので、今回の指定により、大野地区中心街など広範囲の浸水域が示されています。
洪水浸水想定区域の詳細は、町ウェブサイトのほか、3月に改訂した「防災マップ」に掲載していますので、お住まいの地域の浸水想定と避難経路を確認してください。

■大野川は「水位周知河川」
河川洪水浸水想定区域の3河川のうち大野川が「水位周知河川」に指定されました。
「水位周知河川」とは、県が管理する河川のうち、洪水により相当な被害を生ずる恐れがあるとして、県が指定する河川です。
この指定によって、避難判断水位、氾濫危険水位などの警戒レベルに応じた避難行動(図1)が設定されます。
町は今後住民説明会を開催し、避難訓練の実施に向けた取り組みを進めます。

○水位に応じた住民がとるべき行動

※明るいうちに早めの避難を!(図1)

■津波避難計画を改訂
令和5年度に進めていた津波避難計画の改訂が終了し、住民ワークショップの意見を反映させた新たな避難目標地点36カ所や避難場所15カ所を指定したほか、避難経路などの見直しを行いました。
本計画は、町ウェブサイトに掲載しているほか、対象地域に対して、該当するマップを配布します。
ウェブサイトやマップを確認し、有事の際にはスムーズな避難ができるように備えましょう。

■新たな防災マップ
町は、3月に防災マップを改訂し、全世帯へ配布します。この改訂で、令和4年3月に県が公表した「津波浸水想定区域」や、2月に指定された「河川洪水浸水想定区域」が反映されたほか、2月に開催した防災会議で見直しが行われた避難場所などが掲載されていますので、各種災害への備えとしてご活用ください。
また、ウェブ上で防災マップの閲覧ができるサイトを準備中です。運用が開始され次第、お知らせします。

■防災無線の内容確認
防災無線の放送内容は、電話で確認することができます。これまでは24時間以内、1回線だけでしたが、改修により、72時間以内の放送を2回線まで確認が可能になりました。ぜひ、ご活用ください。
※Jアラートなどの緊急放送は対応しておりません。
防災無線確認電話:【電話】65-5356(有料)

■防災メール・LINEの登録を
令和5年9月から運用を開始している防災メール・LINEへの登録をお願いします。災害情報や防災行政無線の放送内容などを配信していますので、まだ登録していない人は、次の二次元コードから登録をお願いします。
※二次元コードは本紙をご覧ください。

■自主防災組織の結成
自主防災組織は、地域住民が自主的な防災活動を行う組織です。
自主防災組織の活動は、平時には防災知識の啓発、防災訓練や地域の防災安全点検の実施、防災資機材の備蓄・点検といった活動に取り組みます。災害時には、住民の避難誘導、負傷者の救出・救護、避難所の運営などを実施します。
現在、町には15団体の自主防災組織が結成されています。大規模災害が発生した場合には「自助・共助」による地域の支え合いが、被害を軽減するカギとなります。そのためには日頃から地域の危険箇所や避難支援要配慮者を把握し、備えることが大切です。
町では、自主防災組織の結成を検討している団体(地区会など)への説明会を随時開催していますので、説明会を希望される団体は、役場防災推進室(【電話】65-5918)までご相談ください。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU