■11月は糖尿病予防月間です
糖尿病には膵臓でインスリンがつくられないI型糖尿病、生活習慣が原因とされる「II型糖尿病」、その他特定の疾患やメカニズムによるものや妊娠糖尿病もあります。今回は「II型糖尿病」について説明しています。
▽糖尿病が怖い理由
(1)放っておくと着実に進行
初期の段階では自覚症状がほとんどなく、高血糖の状態が続くと、「のどが渇く」「尿の回数が増える」「体重が減る」「疲れやすい」「傷が治りにくい」などの症状が出始めます。
(2)感染症にかかりやすい
ウイルスや細菌に対する免疫が下がるため、感染症の発症・重症化のリスクが大きくなります。
(3)動脈硬化が進行し合併症に
糖尿病は血液中のブドウ糖(血糖)が増える病気です。血糖値の高い状態が続くと、血管が傷ついて、目や足、脳や心臓など全身に合併症(神経症・網膜症・腎臓病など)が起こります。
▽表 血糖値の上昇を抑えるコツ
▽市や職場の保健指導を活用しましょう
市では特定健康診査受診者でメタボリックシンドロームや糖尿病のリスクが高い人などに保健指導の案内や家庭訪問を行っています。保健師や管理栄養士などの専門の職員が、一人一人に合わせたアドバイスを行いますので、ぜひ活用してください。
問い合わせ:健康づくり課
【電話】656・6527
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