皆さんは「特定外来生物」を知っていますか。市内でも確認され、農業被害や生態系被害が懸念されています。その生態と駆除方法を確認し、所有する土地などで見つけた場合には、早期駆除をお願いします。
■特定外来生物とは
元々日本での生育はなく、人間活動によって持ち込まれた海外起源の外来種のうち、農林水産業や生態系などに被害を及ぼすとして「外来生物法」で指定されています。
植えることや生きたまま運搬することなどは原則禁止されており、違反した場合は懲役や罰金が科せられます。
市内では、黄色の花が特徴の「オオハンゴンソウ」や長いツルと実のトゲが特徴の「アレチウリ」などが確認されています。
■どんな被害が出るのか
特定外来生物は繁殖力が強く、在来の植物を駆逐してしまう恐れがあります。農業被害としては、収穫作業への支障や、農作物自体が収穫できなくなる被害があります。
■駆除するには
小さいうちや、種をつける前に抜き取ることが効果的です。生きたまま運搬することができないため、ごみ袋などに入れて枯死させてから燃えるごみとして処分してください。除草剤は効果がありますが、高濃度の薬剤は他の植物も枯らしてしまうため、使用には注意が必要です。
問い合わせ:環境課
【電話】656-6510
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