■冬に流行しやすい感染症
冬にかけて、インフルエンザや感染性胃腸炎の集団発生が増えます。
今年は、例年よりもインフルエンザの流行入りが早いなど、いつもと違う流行状況も発生しています。
皆さん一人一人の感染対策が感染拡大防止につながります。正しい予防方法を身に付けましょう。
■市内の集団発生の状況
▽インフルエンザ休業措置報告件数
※詳しくは本紙のグラフをご覧ください。
▽感染性胃腸炎集団発生報告件数
※詳しくは本紙のグラフをご覧ください。
■感染症予防について知っておきたい6つのポイント
《ポイント1》小まめな手洗い
ドアノブやタッチパネルなど多くの人が触れる所を触ることで、知らないうちに手にウイルスが付着します。その手で鼻や口などを触ることで粘膜からウイルスが侵入して感染します。外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前など、小まめに手を洗うことが大切です。
▽正しい手洗いの手順
(1)せっけんをよく泡立てて手のひらをこすり洗いする
(2)手の甲をこすり洗いする
(3)指の間を手を組むようにして洗う
(4)親指はねじるようにして洗う
(5)爪の間、指先は手のひらで念入りにこする
(6)仕上げに手首を洗う
《ポイント2》マスクの正しい着用、咳エチケットの徹底
・症状が出ているときは人と会うのを控えましょう。やむを得ず人と会う場合は、マスクを着用しましょう。
・咳やくしゃみをするときは、飛沫(ひまつ)感染防止のため、必ずマスクなどで口や鼻を覆いましょう。
《ポイント3》適度な運動の習慣化と十分な休養
・ウオーキングや筋力トレーニングなど疲れすぎない運動が免疫力の向上には効果的です。
・質の良い睡眠や、リラックスして自律神経を整えることも大切。休養を取り、ストレスをためないようにしましょう。
・体調不良時は、ゆっくり療養しましょう。
《ポイント4》栄養バランスのとれた食事
・可能な限り「主食」「主菜」「副菜」のそろったバランスのよい食事を心がけましょう。
・食材はしっかり加熱しましょう。
《ポイント5》加湿と定期的な換気
・部屋の乾燥を防ぎ、適度に加湿しましょう。
※湿度は50~60パーセントが目安です
・定期的に部屋の換気をしましょう。
《ポイント6》適切な受診と健康管理
・流行期は受診の際に事前予約が必要な場合があります。発熱や体調不良の際は、まずは電話でかかりつけ医や身近な医療機関に相談しましょう。
・基礎疾患がある場合、持病の悪化は免疫力の低下を招き、感染症にかかりやすくなります。健康管理に取り組みましょう。
■こんなときにはすぐ受診を!
チェックが1つでもついたら、医療機関を受診しましょう
・呼吸困難、息切れがある
・顔色が悪い(青白い、土気色など)
・胸の痛みが続いている
・嘔吐(おうと)や下痢が続いている
・症状が長引いて悪化してきた
・水分が取れない、半日以上尿が出ていない
■感染症の情報はこちら
・県内の感染症流行状況について
・5類移行後の新型コロナの対応について
※詳しくは本紙の二次元コードをご参照ください。
広報ID:1006585
問合せ:指導予防課
【電話】603-8244
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