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自治体の皆さまへ

令和4年度上下水道局の決算

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岩手県盛岡市 クリエイティブ・コモンズ

水道と下水道のことをもっと知ってほしい!

上下水道事業は、皆さんからの水道料金と下水道使用料を主な財源として運営しています。施設老朽化による整備費の増加や、人口減少に伴う料金収入の減少などにより厳しい経営環境にありますが、長期的に、安心して上下水道を使っていただけるよう努めていきます。

■水道事業会計
水道料金などの収入:71億2千万円
・純利益(黒字)…20億円
・水道水をつくり家庭へ届けるための支出…51億2千万円

純利益:20億円
過去の蓄えなどの一部:35億1千万円

水道管などを整備するための支出:41億5千万円
過去の借入金の返済:13億6千万円

水道の詳しい決算状況や経営分析は、市上下水道局公式ホームページをご覧ください

▽教えて!水道ぼうや
「私たちが安心して水を使うためのお金って足りているの?」
「令和4年度は20億円の黒字だよ。」
「20億円も!?すごいね!」
「うん。でも、水道料金などの収入は年々減っているんだ。」
「黒字が20億円もあるなら、大丈夫だよね?」
「そうとは言い切れないんだ。黒字分は水道管などを整備するために使われるんだけど、盛岡市は水道事業を始めて89年を迎え、水道管や飲み水を作る浄水場が古くなっているんだ。だから、壊れる前に水道管を交換したり、将来的には浄水場を建て替えることも考えなきゃいけないんだ。」
「どこの浄水場が古いの?」
「米内浄水場だよ。昭和9年12月から今まで水を供給し続けているんだ。」
「きれいな桜が咲くところだよね。行ったことあるよ。」
「浄水場や水道管などを計画的に整備するために、お金をためる必要があるんだ。」
「私が大人になって、おばあちゃんになっても、水を作り続けるために、大切なことなのね。」

■下水道事業会計
下水道使用料などの収入:79億円
・純利益(黒字)…1億6千万円
・下水を処理するための支出…77億4千万円

純利益:1億6千万円
国からの補助金、市の負担、過去の蓄えなどの一部:39億5千万円
借入金:13億5千万円

下水道管などを整備するための支出:26億円
過去の借入金の返済:28億6千万円

下水道の詳しい決算状況や経営分析は、市上下水道局公式ホームページをご覧ください

▽教えて!下水道あいちゃん
「下水道の黒字は1億6千万円ね。私にとっては大金だけど、水道と比べると下水道はとても少ないね。」
「実はそうなの。令和3年度の黒字は3億9千万円だったから、年々減り続けているのよ。」
「どうしてなの?」
「人口減少や節水機器の普及で水道の使用量が減っているから、水道の使用量に応じて算定される下水道使用料の収入も減っているの。」
「そうなんだ。あれ?下水道には「借入金」というのがあるね。水道にはなかったけど。」
「新しい下水道管の整備などのために、13億円以上の借金をしたのよ。」
「黒字が少ないのに、借金もして大丈夫なの?」
「下水道は整備を始めて70年経っているから、古くなった下水道管を生まれ変わらせる必要があるの。もちろん、なるべくお金が掛からないように努力しているわ。」
「どうやって?」
「写真のように、管の内側に新たな管を入れているの。」
「なんか、かっこいいね!」
「みんなの生活に欠かせない下水道を将来にわたって使い続けられるように、必要なことに取り組んでいるのよ。」
※写真は本紙をご覧ください。

下水道の現状について詳しくは、市上下水道局公式ホームページをご覧ください

問合せ:上下水道局経営企画課
【電話】623-1442

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