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令和6年 施政方針(3)

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岩手県陸前高田市

■教育行政方針
◇郷土で学び夢を拓く、心豊かでたくましい人づくり
市教育委員会では、令和6年度から10年度までの5年間を計画期間とする「第10次陸前高田市教育振興基本計画」の策定に当たり、令和5年8月に、本市の教育行政を進めていく上でのビジョンとなる「教育大綱」を改定したところであります。
今後は、「教育大綱」に掲げる基本理念である「学びを通じ、未来を創造する、心豊かでたくましい人づくり」を軸に、「自ら考え、判断し、たくましく生き抜いていく力の育成」など、6つの基本方針をスローガンとして、新たな教育振興基本計画に掲げる26の基本施策を着実に進めるとともに、先人たちが築き上げてきた「時代を超えて変わらない価値のあるもの」を重視しながら、「時代の変化とともに変えていく必要があるもの」を取り入れていく「不易流行」の考え方を基本として、教育振興基本計画を推進してまいります。

(1)自ら考え、判断し、たくましく生き抜いていく力の育成
「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」を育む教育を推進するとともに、ICT教育や防災教育に取り組んでまいります。

(2)一人ひとりを大切にした学校教育の推進
「子どもたちの心のケア」「配慮を必要とする子どもへの支援」「学校不適応解消に向けた支援」「いじめ防止の啓発や対策」「教育のための経済支援」など、「誰一人取り残されない学びの保障」に努めてまいります。

(3)学校、家庭、地域が一体となった教育の推進
「コミュニティスクールと地域学校協働活動の一体的推進」「家庭教育の推進」「子育て支援」に取り組んでまいります。

(4)安全・安心な教育環境の整備
「学校施設の老朽化対策」「通学路の安全性の確保」に取り組んでまいります。

(5)生涯学習を通じた地域共生社会の実現
「生涯学習の推進」「学習機会の提供」「学びを通じた地域づくり」を推進するとともに、市立図書館の利便性の向上、市立博物館の展示を通じた交流人口の拡大や地域の活性化に努めてまいります。

(6)価値ある歴史・伝統・文化の充実と次世代への継承
「文化財の保存活用」「子どもたちの芸術文化の体験機会の確保」を推進し、市民の誇りと郷土愛を育み、地域のDNAをまちづくりに生かす取り組みを進めてまいります。

■石渡史浩(いしわたりふみひろ)氏(56)が副市長に就任
3月22日(金)の令和6年市議会第1回定例会で、東北地方整備局企画部の石渡史浩氏が新たに副市長に選任され、4月1日付で就任しました。
就任した石渡氏は「これまでの経験を生かしながら、市民の皆さんが安心・安全に暮らせるまちづくりに向けて、市長をバックアップしていく。また、陸前高田市をよりよいまちにできるよう、1つずつやるべきことを進めていきたい」と今後の意気込みを語りました。

[略歴]
昭和61年 青森県八戸工業高等学校土木科卒業
同年 建設技官採用
平成25年 東北地方整備局仙台河川国道事務所道路管理第二課長
令和3年 東北地方整備局三陸国道事務所長
令和4年 東北地方整備局企画部震災対策調整官

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