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地域の話題

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岩手県陸前高田市

夏にちなんだ海や川の話題が盛りだくさんです

■[生態系を知る]希少な生物をたくさん発見 小友浦の干潟で水産教室
7月8日(月)、小友町字小友浦の干潟で、小友小学校の5年生12人を対象とした水産教室が昨年に引き続き行われました。
参加した児童は、始めにごみ拾いを実施。干潟に流れ着いたごみを一生懸命集め、環境美化に励みました。その後、講師を務めた岩手医科大学教養教育センター生物学科教授の松政正俊(まつまさまさとし)さんとともに、小友浦の干潟に棲む生物を探し、オオノガイやバルスアナジャコなどの希少種が発見されると、歓声が上がっていました。
テッポウエビなどを見つけた村上翔琉(むらかみかいり)さんは「小友浦をきれいにして、これからも生き物を増やしていきたい」と話し、地元の豊かな環境に思いを寄せていました。

■[夏のにぎわい]「ブルーフラッグ」のお披露目も 高田松原海水浴場、広田海水浴場で海開き
7月12日(金)、高田松原海水浴場と広田海水浴場で海開き式が行われ、出席した関係者約20人が海水浴場利用者の安全を祈願しました。
このうち高田松原海水浴場では、本年5月に取得した国際環境認証「ブルーフラッグ」のお披露目式も行われ、安全で美しい海の象徴として披露された青色の旗に、関係者は喜びを分かち合いました。
市観光物産協会の熊谷正文会(くまがいまさふみ)長は「本市の宝である高田松原の環境を守ろうとする皆さんの取り組みが評価されたもの。このブルーフラッグで高田松原がより広く認知され、にぎわいにつながることを期待している」と話しました。

■[真夏の熱戦]浜辺の戦いで高田松原に活気 2024陸前高田ビーチバレーボール大会
7月28日(日)、高田松原海水浴場を会場に「2024陸前高田ビーチバレーボール大会」が開催されました。天候が心配される中での開催でしたが、市内外から昨年度を上回る46チーム、246人が参戦し、雨雲を吹き飛ばすようなサーブやスパイク、ラリーの応酬で、会場は大きな盛り上がりを見せました。
開幕試合を戦った「リーピチープ」の金大成(こんたいせい)さんは「屋内でのバレーボールと違って難しい部分もあるが、屋外でやることはあまりない機会なので楽しい」と話し、本市の夏のアクティビティを楽しんでいました。

■[環境教育]高田松原のブルーフラッグ取得を受け 環境教育ゲーム「BLUE OCEAN」体験会
6月28日(金)、一般社団法人日本ブルーフラッグ協会による環境教育ゲーム「BLUE OCEAN」の体験会が、高田小学校6年生22人を対象に行われました。
高田松原海水浴場の国際環境認証「ブルーフラッグ」取得を受けて開催されたもので、参加した児童の皆さんは、専用のボードゲームでさまざまなプロジェクトを実行することを通じて、地域が一体となって環境を守る必要性と環境保全の理解を深めました。
講師を務めた同協会の片山清宏(かたやまきよひろ)代表理事は「ブルーフラッグは1度取得したら終わりではない。地元の海を好きになってもらい、強制ではなく、自分事として楽しく環境を守る活動を続けてほしい」と、継続的な保全活動への願いを話しました。

■[川を守る 水を守る]地元の自然環境を知るために 矢作小学校の児童が水生生物調査
7月3日(水)、矢作小学校の3、4年生による水生生物調査が矢作川で行われました。
川に棲む生物の種類で水質を確認する本調査は毎年実施されており、本年は児童10人が参加し、川に入って生き物を捕まえました。ヒラタカゲロウやカワゲラなど、きれいな水の中に棲むと言われる生物が次々に見つかり、本年も矢作川の水質が良好であることが証明されました。
小野寺凛(おのでらりん)さん(3年生)は「トビゲラを見つけられてうれしかった。矢作川がこれからもきれいでいてほしい」と話し、矢作川の環境を守っていくことを誓いました。

■[砂浜をきれいに]海水浴シーズンを前に 高田松原海水浴場海浜清掃
7月6日(土)、市観光物産協会による高田松原海水浴場の海浜清掃が行われました。
13日(土)の海開きを前に行われた清掃活動には、高田第一中学校の生徒などを含め、約130人のボランティアが参加。天候が心配された当日でしたが、強い日差しが照りつける炎天下となり、参加者は声をかけ合いながらごみを拾い集めました。
「ブルーフラッグ」の取得により同海水浴場への注目度がこれまで以上に高まり、持続可能なまちづくりが求められる中、一丸となって環境を守る取り組みとなりました。

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