健康日本21(第二次)では、生活習慣病などを予防し、健康な生活を維持するための目標の一つに、「野菜を1人1日当たり350g以上食べる」ことを掲げていますが、令和元年国民健康・栄養調査の結果では、日本人の野菜摂取量の平均値は280.5gとなっており、目標は達成できていない状況です。出雲市では、第3次出雲市食育推進計画の中間評価の結果から、「野菜を1日5皿以上食べる市民の割合」は5.4%と低く、摂取量が少ない状況です。
■野菜350gの目安
◇生野菜なら両手のひら3杯
緑黄色野菜…両手1杯(ほうれん草、人参、南瓜など)
淡色野菜…両手2杯(キャベツ、玉ねぎ、大根など)
◇野菜料理なら5皿分
※野菜に多く含まれるカリウムは、食塩に含まれるナトリウムの排泄を促す働きがありますので、塩分の気になる方は積極的に食べるようにしましょう。
■毎日の食事に野菜料理をプラス一皿
野菜は加熱するとかさが減り、やわらかく食べやすくなることで生野菜よりたくさん食べられます。
お惣菜を買う時は、1品はサラダやお浸しなどを選ぶようにすると良いでしょう。
※出雲市では第3次出雲市食育推進計画に基づき、生涯にわたる食育を推進するために、食育推進ネットワーク会議を毎年開催しています。「野菜をプラス1皿食べよう!」をテーマに、各機関と連携して取組を推進します。
問合せ:健康増進課
【電話】21-6981
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