子どもたちが明るく元気に育つのを見ると、未来に希望を感じます。
毎日を心豊かに過ごし、子どもも大人も「えがおになあれ」…そんな願いを込めて、このコーナーを設けました。
(出雲市要保護児童対策地域協議会)
■出雲市不登校対策指針~未然防止の取組~
出雲市教育委員会は、未来を担う全ての児童生徒たちのために、令和6年2月に「出雲市不登校対策指針」を策定しました。指針では、不登校対策の基本的な考え方を示すとともに、対策を5つの柱にまとめており、「未然防止の取組」を柱の1つとしています。
今回はその取組の一部をご紹介します。
(1)居場所づくり・絆づくり
児童生徒の「居場所づくり・絆づくり」のため、学級での活動、児童生徒会活動、学校行事などの特別活動を通して、集団の中で自分がどれだけ大切な存在であるかということを自覚し、自己有用感を高めていきます。
(2)だんだんタイム(よりよい人間関係づくり・対話力育成プログラム)
児童生徒のソーシャルスキルやコミュニケーション能力の向上を図るため、市内全校で「だんだんタイム」の実施を推進しています。だんだんタイムとは、4人程度のグループで、さまざまな話題について児童・生徒が話し合う活動です。
(3)教育相談体制の充実
困難さを抱える児童生徒を早期のうちに把握するとともに、継続的な関わりができるようにするため、心理の専門家であるスクールカウンセラーを全小・中学校に配置しています。児童生徒に対する相談のほか、保護者への相談にも対応します。ご相談がある場合は、遠慮なく学校へご連絡ください。
***最後に***
児童生徒の困り感や小さなサインを見逃さないために、対話はとても大切です。児童生徒にとって、いつでも誰かが話を聞いてくれる、気にかけてくれているという環境は、自己肯定感や安心感を高め、やる気にもつながります。
児童生徒が安心できる環境づくりのために、学校と家庭が力を合わせていくことが大切です。
(執筆…出雲市教育委員会 児童生徒支援課)
問合せ:子ども政策課
【電話】21-6604【FAX】21-6413
【E-mail】soudan@city.izumo.shimane.jp
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