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自治体の皆さまへ

特集 やすぎの健康(2)

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島根県安来市

▽後期高齢者歯科口腔健診
健康で自立した生活を送るためには「食べる」ことが大切です。歯や口腔内の健康を保つことによって、おいしく「食べる」ことができ、低栄養や誤嚥(ごえん)性肺炎を予防することができます。
後期高齢者医療加入者のうち、その年度に76~85歳になる人には歯科口腔健康診査受診券が届きます。健診を受けて、自分の口腔内の健康状態を知りましょう。健診では、むし歯や歯周病だけでなく、入れ歯の状態や噛む・話す能力などについても調べます。

・歯科口腔健診の内容
お口の渇き具合
栄養状態
お口の衛生状態
顎関節
歯の状態
食べ物を飲み込む能力
歯周病の状態
言葉の明瞭度
舌、頬、歯肉粘膜の状態
舌の動き
噛む能力
入れ歯の状態

・健診の受け方
受診券が届いたら…
今年度76~85歳になる人(昭和14年4月2日~昭和24年4月1日生まれ)
(1)受診期間を確認します。
9月1日~11月30日です。
(2)受診する医療機関を決めましょう。
受診券と同封されている「実施機関一覧表」から選んでください。
(3)歯科医療機関へ予約の電話をしましょう。
(4)受診します。(健診は無料)
「歯科口腔健康診査受診券」と「後期高齢者医療被保険者証」をお持ちください。

・健診がおわったら
歯科医師や歯科衛生士等が個別に保健指導を行います。
治療が必要と判断された場合は、受診をしてください。(かかりつけ医がある場合は結果について相談ください)
日頃からしっかり噛んで食べることや歯磨きを丁寧にすることなどを意識することも大切です。

・令和6年度から対象になる人へ
令和6年度から、歯科健診の受診対象になる人へ、受診券とは別に歯科健診の対象であることをお知らせするハガキを発送しています。
「歯医者へ通院しているから健診は受けなくてもいい」「痛みがないから歯医者はいいや」「入れ歯だから歯科健診は受けない」ではなく、通院していても、むし歯がなくても、歯がなくても健診を受けましょう。

▽ご存じですか?オーラルフレイル
オーラルフレイルとは歯や口の機能が衰えた状態のことです。舌を含めた口の周りの筋肉が衰えることで、「話しがしにくい・飲み込みにくい・むせる・こぼす」などがおこります。健康な状態と要介護状態の間には、筋力や心身の活力が低下する「フレイル(虚弱)」の段階があります。オーラルフレイルの症状は、「フレイル」の初期に現れ、老化の初期のサインとも言われています。オーラルフレイルを予防するには、歯と口の健康を保つことが大切です。具体的には、「口の中を清潔に保つこと」そして「加齢で衰える口腔機能の維持・改善に努めること」がポイントです。フレイル予防のため、歯科健診や健康講座などを活用して、お口の健康を保ちましょう。

・いきいき健康課 歯科健診担当 内田栄養士
全身の健康は口の中から。食べることは生きることに直結しています。歯科口腔健診では、口の中の歯の状態を調べるだけでなく、食べ物を飲み込む力・噛む力や栄養状態などを調べることが出来ます。
歯の健診は他の健診に比べて二の次になりがちですが、一年に一度の無料の健診ですので、ぜひこの機会に健診を受けていただきたいです。

・元気なうちから 歯はいのち講座
いきいき健康課では、歯の健康寿命を延ばすための講座を行っています。歯科衛生士から歯周病予防、たばこの話、ブラッシング指導などを受けます。

問合せ:いきいき健康課
【電話】23-3220

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