こどもと絵本が出合うとき
しまね子どもの読書等推進の会松江支部 代表 長澤(ながさわ)初美(はつみ)
「しまね子どもの読書等推進の会松江支部」は、平成13年6月に発足し、令和元年4月から市立中央図書館の「子どもの読書応援ボランティア」として活動しています。
会員は現在10人で、日頃はそれぞれの立場でこどもと本をつなぐ活動をしています。日々成長するこどもたちに、より良い本を手渡すことができるように、毎月1回おすすめの絵本や児童書を持ち寄り、情報交換をして、学びを深めています。
今年5月から市立中央図書館のおはなし会「えーほんよんで~おはなしの時間~」で絵本の読み聞かせをしています。「えーほんよんで」は、3歳くらいから小学生までのこどもたちとその保護者を対象にしたおはなし会です。物語、昔話、知識・科学系、ことば遊びなど幅広いジャンルの絵本を組み合わせ、手遊びも取り入れて、年齢や好みもさまざまなこどもたちが楽しめるよう工夫しています。
こどもたちの前に座って「こんにちは」と声をかけ絵本を読み始めると、はじめの緊張感は薄れ、いっしょに本の世界を旅している気もちになります。こどもたちは本の中にひきこまれ、豊かな表情を見せてくれます。
これからも、こどもと絵本が出合う瞬間に立ち会えることに感謝して、絵本の読み聞かせを楽しみたいと思います。
絵本や児童書のことをもっと知りたい人、読み聞かせに興味のある人は、私たちといっしょに活動しませんか。メンバー募集中です。
お問い合わせは、市立中央図書館(【電話】27-3220)まで。
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