■どう育てていく?こどもの自己肯定感
自己肯定感とは、自分自身に満足していて、自分のことを肯定的に捉えられる感覚のことです。こどもが将来さまざまな困難や問題にぶつかった時に、それを乗り越える力の土台となります。土台がしっかりと作られていると、自分で解決方法を考え、試行錯誤しながら行動できるようになると言われています。
▽自己肯定感が下がっているサイン
・自分に自信が持てない
・すぐに諦める
・人と比べてしまう
・物事を否定的に捉えてしまう
・自分の意見をあまり言わない
当てはまる項目が多くても、過剰に心配する必要はありません。普段の生活の中で、頑張りすぎている部分がないか見直し、心に余裕を持たせてあげましょう。
▽兎にも角にも、先ずは自分自身を大切に!
こどもを褒めてあげること、大きな心で受け止めてあげることが大切なのは分かっているけれど…。日々忙しくてそんな余裕を持てない。たくさん頑張っていて、褒めてもらいたいのは親も同じです。
こどもの自己肯定感を上げるには、親の余裕も必要です。「こどもの自己肯定感が低いのは私のあの時の対応が悪かったからかもしれない…」などと全てを親の責任だと感じてしまうと苦しくなってしまいます。まずは自分自身を大切にし、労わってあげましょう。
▽こどもの自己肯定感を高める接し方のコツ
・褒める
何かに成功したり、達成したりした時には、些細なことでも言葉にして褒めてあげましょう。また、結果だけではなく、頑張った過程を意識的に褒めてあげると結果を気にしすぎず、なんにでも挑戦していく心を育てていくことに繋がります。
・話を肯定的に聞いてあげる
こどもが話をしてきたときには、口をはさみたい部分があってもまずはじっくりと話を聞き、肯定的に受け止めてあげましょう。自分の話を肯定的な雰囲気でじっくりと聞いてもらえると、「自分は周りに認められている、受け入れられている。」という感覚を持つことができます。
・こどもが主体的に考え、選択する機会をつくる
困ったときに自分で考える環境を作ってあげましょう。また、何かを決定するときにこどもに意見を求める機会を作ってあげましょう。「自分で解決することができた。」「自分は親に頼りにされている。」という嬉しさや、承認欲求を満たすことができます。
■育児に関する相談場所
▽子育て支援課窓口
来所や電話、メールなど、様々な方法で子育てに関する悩みからご自身の身体やこころのことまで幅広く相談に応じています。
お問い合わせ先:江津市子育て支援課子育て支援係
【電話】0855-52-7487
▽子育てサポートセンター
「あったか心の相談日」として、専門員による相談を月2回実施しています。妊娠期~就学期まで幅広く相談に応じています。「あったか心の相談日」以外の日も、来所やメール、電話で子育て支援コーディネーターが対応しています。
お問い合わせ先:子育てサポートセンター
【電話】0855-52-0569
▽子育て支援センター、子育て支援室
市内4箇所の保育施設で、在宅児さんを中心に、子育てに関する悩みを気軽に相談できる場や親子同士の交流の機会を提供しています。
場所:のぞみ保育園、うさぎ山こども園、あさりこども園、さくらえ保育園
問合せ:子育て支援課子育て支援係
【電話】0855-52-7487
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