◆小学校
◇江府町・西ノ島町児童交歓スキー教室
1月17日(水)~19日(金)に、5年生が「江府町・西ノ島町児童交歓スキー教室」に参加しました。
このスキー教室は、次の3点をねらいとして、長年に渡って続けられている行事です。
(1)江府町の友だちに積極的に話しかけよう。また、お世話になる方に、あいさつをしたり、感謝の気持ちを伝えたりしよう。(交流)
(2)時間厳守、身の回りの整理整頓、公共の場でのマナーに気を付けよう。(集団行動)
(3)あきらめずに挑戦し、スキーを上達させよう。
江府学園の5年生とは、西ノ島町で行われた昨夏の交流からおよそ6か月ぶりの再会となりました。
1日目は、江府学園(江府町義務教育学校)を訪問しました。5年生や先生方に温かい歓迎会を開いていただいた後、一緒にレクリエーションをして楽しい時間を過ごしました。宿舎では、奥大山自然塾の環境教育プログラムの体験学習を行いました。
2日目は、鏡ヶ成スキー場で、スキーをしました。ほとんどの児童がスキー未経験者でしたが、インストラクターの丁寧なご指導と江府学園5年生の優しいアドバイスに助けられ、あっという間に上達していきました。
3日目は、本校の児童のみでスキーに挑戦しました。2日間とも小雨の降る中ではありましたが、そんな天候にも負けずスキーに挑戦し、楽しむ姿が見られ、頼もしさを感じたスキー教室でした。また、集団行動のルールを守ることや困難な課題に立ち向かうことなど、今後の学校生活を送る糧となる貴重な経験をたくさんすることができました。西ノ島町関係各所の皆様・保護者の皆様に支えられ、スキー教室の全日程を無事に終えることができました。ありがとうございました。
◇イカさばき体験
江府町との交流学習ではお互いに学習で触れたその土地の特産品を交換し合っています。江府町からは江府学園の児童が作ったお米をいただきました。本校からは例年、イカさばき体験でイカの一夜干しを作り、それを送っています。地域ボランティアの皆様を講師としてお招きし、イカのさばき方を丁寧に教えてもらいながら一人3杯のイカをさばきました。初めは恐る恐るイカと包丁を手に取っていましたが、時間とともにみるみる上達していきました。今年もおいしい一夜干しを江府学園に送ることができました。
◇小学校一日入学
2月6日(火)に、一日入学を行いました。保育園の年長さんとの交流は、これで最後となります。今までの交流会より少し1年生の授業に近い活動をしたり、パワーアップタイムを一緒に走ったりして楽しみました。手をつないで教室を移動したり、「トイレに行く?」と優しく声をかけたりしている1年生もいました。2年生になったら、さらに上級生としての意識を高め、新入生を温かく迎えてほしいです。
※児童の感想は本紙をご覧ください。
◆中学校
◇新入生一日入学
2月2日(金)に、新入生一日入学を行いました。小学校6年生に、中学校入学への準備や心構えを持ってもらおうと企画しました。生徒会事務局が中学校生活について説明し、中学校1年生がこの一年で感じたことを踏まえてアドバイスを送りました。また、放課後には部活動の見学や体験を行いました。保護者の方々には、教職員からの学校説明や親学プログラムを実施しました。6年生には、期待を胸に中学校生活を迎えてほしいです。また、在校生は先輩として新1年生をサポートしてほしいと思います。
※児童・生徒の感想は本紙をご覧ください。
◇総合的な学習の時間発表会
2月8日(木)、3年生が発表会を行いました。9年間のふるさと教育の最後となる今回、「西ノ島の課題解決のための行動を考え、実践しよう」をねらいに、(1)観光(お土産)、(2)地域活性化(しまっこ)、(3)地域活性化(朝市)、(4)観光(裏観光)の4つのグループで取り組みました。
2学期から役場の方々、地域の方々、大人の島留学の方々と関わりながら授業を進めていきました。生徒が苦戦をしていたのは、交渉、提案などで自分の意見を伝えることや体験を行うための下準備です。自分達だけでは実現できないことも、多くの方々と関わることで実現できた経験は、3年生の達成感や地域貢献への意識を高めることにつながり、西ノ島ならではの良い経験となりました。
最後に、学習に関わってくださった多くの皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
※生徒感想は本紙をご覧ください。
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