■9月は認知症月間ですーみんなで知ろう 考えよう 認知症ー
今までできていたことができない、忘れてしまう…。もしあなたが、このような状況に置かれたら、どんな気持ちになりますか?「不安」「いらだち」「悲しい」「自信がない」―。
認知症の人は、こんな気持ちを抱えて生活しています。認知症になっても、できることはたくさんあります。その人らしさや感情もあります。その人が困っていることを知った上で、その人のペースや気持ちに寄り添い声をかけたり、やさしく接することが大切です。認知症は、誰もがなる可能性のある身近な病気です。「認知症になっても住み慣れた地域で暮らしたい!」そんな想いを実現するために、理解の輪を広げていきましょう。
▽認知症の相談窓口
認知症は早期発見・早期対応が大切です。早期の対応によって、認知症の進行を緩やかにし、穏やかに生活することにつながります。もの忘れや場所・日にちがわからないなど、気になることがあった時にはご相談ください。※認知症の方(疑いのある方)を専門的に支援する「認知症初期集中支援チーム」もあります。
相談窓口:医療福祉政策課内地域包括支援センター
【電話】95-1115
(平日の午前8時30分~午後5時15分)
▽認知症サポーターになりませんか?
集落や自治会など地域で働く人たちが認知症について、正しく理解し、認知症の人や家族が困った時に手助けしてくれると、認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らしていくことができます。
◎認知症サポーターとは?
認知症について正しい知識を持ち、認知症の人やその家族を温かく見守る応援者です。
◎認知症サポーターになるには?
「認知症サポーター養成講座」を受講して下さい。
・約1時間半の講義を受講すればどなたでもなることができます。
・養成講座は、邑南町の出前講座として行っています。
申し込み:学びのまち推進課
【電話】83-1127【IP】5100
■赤ちゃんの沐浴などを体験
出産を控えた人らを対象とした両親学級(パパ・ママサロン)赤ちゃん相談・体験会が9月4日、健康センター元気館であり、参加者は、人形を使って赤ちゃんの体の洗い方などを保健師から学びました。
当日は、年内に出産を控えた3組が参加し、沐浴体験では赤ちゃんの体の支え方や汗の貯まりやすい場所の洗い方などを練習。最初は慣れない手つきでしたが、保健師から「前腕に赤ちゃんの体重を預けると、背中が洗いやすい」などと助言してもらい、しっかりと洗うことができました。
また、特殊な装具を体につけて、妊娠中の女性の状態を疑似体験する場面では、寝返りを打つことも困難な様子で、「妊娠中のしんどさが分かった気がする」と感想を述べていました。
このほか、「邑南町こども計画(仮称)」の策定に関するヒアリングもあり、「子育て中の人がおしゃべりできる場があったら」「産後の苦しい時に話を聞いてくれる人がいてくれるとうれしい」等の意見がありました
両親学級(パパ・ママサロン)は、1年を通じて開催し、対象の方には個別に案内しています。
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