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うんなん日和~まちの話題を紹介します(1)

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島根県雲南市

■〈4/4(木)〉環境調和型農業・畜産による脱炭素社会をめざして
企業と地域の協働による社会課題解決などに取り組む企業チャレンジの新たな取り組みとして、環境調和型農業・畜産の推進を図るため、プロテイン・スポーツ栄養食品メーカーの(株)アルプロン(坂本雅俊(さかもとまさとし)代表取締役社長)と連携協定を締結しました。
具体的には、水稲における「中干し」の工程の期間を7日間延長することで、温室効果ガスの一種であるメタンガスを1haあたり約2トン削減できることから、地域の農事組合法人などと連携し、中干し期間の延長に協力いただき、メタンガスの削減を図り、削減したメタンガスをJ-クレジット※に変換し、その売却益を農家に還元していきます。
この取り組みにより、温室効果ガスの削減だけでなく、環境調和型農業により生産されたお米の付加価値および農家の所得向上につながることが期待されます。
また、市民や高校・大学等との共創を促し、地域の脱炭素の取り組みにつながる力を育むとともに、多世代・多分野による学習機会の提供など人材育成も推進していきます。
※温室効果ガスの削減量・削減実績を売買できるようにした制度(カーボンクレジット)のうち、日本が認証している制度。

■〈4/14(日)〉第4回みとや御衣黄平和まつり
第4回みとや御衣黄平和まつりがみとや御衣黄平和まつり実行委員会(秦 美幸(はたよしゆき)委員長)の主催により、三刀屋交流センターと永井隆記念館、永井隆博士生い立ちの家で行われました。
三刀屋交流センターでは、三刀屋高校ダンス部によるダンスをはじめ、雲南吹奏楽団、三刀屋太鼓が演奏を披露されたほか、三刀屋町の地域自主組織などによる地元野菜や加工品等の販売、雲南市文化協会三刀屋支部による生け花や写真、絵画等の展示、スローモビリティの運行が行われました。
また、永井隆博士生い立ちの家では地域自主組織雲見の里いいしによる地域の集い「永井隆タイム」が同時開催されたほか、永井隆記念館では市による人権に関するパネル展示などを行いました。

■〈4/16(火)〉地域コーディネーター研修会
令和6年度第1回地域コーディネーター研修会を雲南市役所で行い、地域コーディネーター17人が参加しました。
市では、市内すべての小・中学校に地域コーディネーターを配置しており、学校と地域のつなぎ役として活躍されています。
研修会では、地域コーディネーターの活動を通して「もっと知りたい」、「もっと輝かせたい」、「もっとつながりたい」という3つのテーマに分かれ、グループで話し合いました。

■〈4/17(水)〉歴史をかえりみ新たにいま、社会に立たん健やかに 三刀屋高校開校100周年記念式典
三刀屋高校開校100周年記念式典が三刀屋文化体育館アスパルで開催され、在校生をはじめ関係者など約600人が出席しました。
三刀屋高校は、大正13年に開校した旧制県立三刀屋中学校を前身とし、4月17日に開校100周年を迎えました。
記念式典では、主催者である開校100周年記念事業推進委員会の佐藤 茂(さとうしげる)会長があいさつで多くの苦難を乗り越え住民の思いにより三刀屋高校が誕生したと話した上で、「記念式典に参加された思い出が生徒の皆さんの人生で困難にぶつかったときの支えとなるかもしれない。在校生の皆さんが高校生活を誇らしく、楽しく過ごしてくれることを願う」と述べました。続けて、本間達也(ほんまたつや)校長は「三刀屋高校がここにあること、その意義を見つめ直し、この地域に三刀屋高校があってよかったと感じてもらえる学校づくりを保護者、地域、卒業生の皆さんと協働してすすめていく」と式辞を述べました。
その後、旧制三刀屋中学校の創立功労者の子孫の方々に顕彰状と記念盾が贈られ、最後に、在校生を代表して生徒会長の桑原大河(くわばらたいが)さん(3年)が「これからも地域とのふれあいを大切に地域に役立つ活動を継続していきたい」とあいさつしました。
式典後には記念公演として、三刀屋高校演劇部OBなどによる「永井隆物語」が上演されました。

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