「笑顔あふれる飯南暮らし」をテーマに、各地域で取り組まれている活動を取り上げていきます。
第2回 子どもも大人も一緒に防災を考える「谷たんけんand防災ウォーキング」
谷地区集落支援員の澤田が谷地区の活動をレポート
■自主防災組織の活動
谷地区では、自主防災組織「防災たに」を組織し、防災計画づくり、研修会などを行っています。3月10日には「谷たんけんand防災ウォーキングin塩谷上」を開催。参加者は約30人で、地域の魅力を再発見しつつ、防災意識の向上を図りました。
■歩くことで見えること
グループ毎に案内役からハザードマップに基づく危険箇所や、昔の出来事などについて説明を聞きながら歩きます。実際に現地を確認し、配布された白地図に気づいたことを書き入れながら、歩くことで「実際に体験することで防災の重要性を再認識できた」との声も。
■防災で大切なのは住民同士の支え合い
歩いて終わりではなく、ウォーキング後に昼食を兼ねて非常食の試食、避難経路の確認、防災に関するクイズも。防災意識を高める機会をつくります。普段は車で通る道を一緒に歩いたり、クイズを考えたりして、住民同士の交流を深めます。今後も継続的に開催し、防災意識の向上を目指します
◆ここがポイント
・子どもも大人も一緒に地域を学ぶ「まちあるき」は地域づくりに大切な活動です。
・誰もが関心のある「防災」を切り口に住民同士が交流する場をつくりだす。
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