◆産業
Q:休耕田、放棄地管理をどうするか。今後どう農業を維持していこうと考えているか。
A:個人での農業経営が難しい中、組織化を進めている。少ない担い手で運営できるよう、スマート農業やデジタルの活用を進めていく。
Q:農業で分からないことが多く、知りたいが情報がない。Uターン者に比べてIターン者への手当てが厚いように感じられる。Uターン者へも丁寧に説明をしていただきたい。
A:担い手不足は重要な問題となっており、Iターン者だけでなくUターン者にも活躍していただきたい。定住相談窓口を介すと、詳しい説明をすることができる。丁寧な説明に心掛ける。
Q:町が指定管理する宿泊施設のあり方を検討しているとのことだったが、その後どのような計画になっているのか。
A:それぞれの施設が老朽化しており、人件費や維持費がかかる点で宿泊施設を一つに集約することを検討している。第3次総合振興計画に盛り込む予定。方向性が決定した際には、町民の皆さんに説明する機会を設ける。
Q:い〜にゃんPAYを利用できる店舗や、利用する人が少なく、そもそも利点を感じている人が少ない。全ての人にメリットが伝わると良いが今後どのように活用していくか。
A:小学生以上を対象として、現在の利用申請は、91・8パーセント。今後さらに町民の皆さんにメリットがあり、利用しやすいものに改善していきたい。
◆保健・医療・介護・福祉
Q:介護施設の担い手は少なくなるが、介護が必要な人は増える。どのように介護職員の確保をしていくのか。
A:いったん町外に出た若者が帰ってこられる職場づくり、受入れ体制を整えていく。
Q:飯南病院以外で検査を希望する場合、医師に相談しやすい環境にならないか。
A:(※)セカンドオピニオン制度もあり、気軽に医師に相談していただきたいが、難しい場合は、飯南病院2階の窓口で相談いただければ対応する。相談窓口があることも周知していく。
※他の医療機関で第2の意見を求めること
◆生活環境
Q:町道や県道の草刈りや道路維持は個人では難しい。通学路の白線や横断歩道が消えているところもある。対応をしてほしい。
A:平素からの管理に感謝している。県道は道路状況を確認し、県に報告する。町道は現地を確認して対応していく。白線や横断歩道は雲南警察署に要望していく。
Q:町内の指定施設がクーリングシェルターとして利用できることが浸透していないので、気軽に立ち寄れる工夫をしてはどうか。
A:今年度から町内にクーリングシェルターを設置。暑さをしのぎ、ゆっくりできる場所として、テレビの設置など検討する。皆さんからも考えがあれば教えていただきたい。
Q:商業的に衰退している地区がある。スーパーやガソリンスタンドなど、撤退のないよう先手先手の対応をしてほしい。
A:飯南町全体として、商業の後継者不足が深刻な状況。事業継承を目的に、商工会と月1回の会議を設けている。商工会と連携して、対応策を検討していく。
Q:放置状態の空き家が増えている。より強く声掛けしてもらえないか。
A:固定資産税の納税通知の際に、空き家バンクの登録案内を同封している。危険な家屋があれば町としても要望をするので、ご連絡をいただきたい。
Q:役場に出向いてマイナンバーカードを作れない人への支援はないか。
A:本町のマイナンバーカードの交付率は82・7パーセント(6月末時点)。マイナンバーカードの健康保険証利用の推進もあり、交付率を上げるために出張交付サービスの検討を進めていく。
Q:燃料高騰対策、住宅環境整備の補助制度があると聞くが、住民のところへ届いていない。
A:エコリフォームの助成金は自治区文書で周知している。エコ診断を受けたものを対象に助成を行っている。
◆自然環境
Q:薪ストーブ設置の助成があるが、ペレットは対象ではないのか。
A:現在、補助対象としているのは薪とチップで、ペレットは対象としていない。町内にペレット化する設備がないことから、まずは町内で供給可能である薪を対象としているが、ペレットも検討していく。
Q:太陽光や薪ストーブの補助金などがあるが、空家を活用した脱炭素を検討してほしい。
A:町としての方針や計画を練っている段階。限られた財源の中で、有益な事業を考えたい。補助金についても次年度以降に向けて考えていく。
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