■地域の救急医療を守るために適正受診
◆私たちにできること1
診療時間内に受診をしよう
◇医療機関の役割を理解し正しく利用
本市の初期救急医療の対応は夜間・休日のみ、二次救急医療機関は8か所。三次救急医療機関はなく、東広島医療センターが小児救急患者も含めて高度な救急医療に対応しています。
救急医療機関への急を要しない受診が増えると、重症患者の治療の妨げになります。安心して必要な医療を受けられる体制を維持するために、診療体制が整っている通常の診療時間内での受診を心掛けましょう。
◇医療情報ネット(ナビイ)
診療時間中の医療機関を検索できます
(広島県トップページ)
※二次元コードは本紙をご覧ください。
◆私たちにできること2
かかりつけ医を持とう
◇健康に関する心配ごとは身近な医師に早めに相談
患者さんの日頃の健康状態や生活背景を知るかかりつけ医は意思疎通がしやすく、緊急時の診断にも役立ちます。早めにかかりつけ医を受診することで病気の予防や早期発見ができ、不要不急の時間外診療を減らせます。救急医療体制を守ることにもつながっています。
◇かかりつけ医を持つメリット
(1)日頃の健康状態を知ってもらえる
(2)症状に応じた専門医の紹介がスムーズ
(3)病気の予防や早期発見・早期治療
◇生涯学習まちづくり出前講座
知っておきたい!救急医療のかかり方
おおむね10人以上のサークルや学校などの申請を受けて、市職員が皆さんのもとに出向き講座を行います。
(申請方法や詳細)
※二次元コードは本紙をご覧ください。
◆私たちにできること3
電話やアプリで緊急度を判断
◇専門家に電話で相談
(全年齢)救急相談センター【電話】#7119
・看護師などの相談員に電話で相談
・365日24時間体制で対応
・つながらない場合は【電話】082-246-2000
急な病気やケガに動揺するのは当然です。お話を伺い、救急車の利用や受診の目安などをアドバイスします。
相談員(看護師)
久保 奈穂子(くぼ なおこ)さん
(#7119へ電話)
・自動音声のガイダンス
受診できる医療機関を知りたい 1
救急医療の相談がしたい 2
↓ 2を押す
相談員:何がおつらいですか?
相談者:頭痛がするのですが…
↓
緊急性あり:119番へ転送
緊急性なし:受診できる医療機関や応急処置などをアドバイス
(子ども)小児救急電話相談【電話】#8000
・19:00~翌8:00
※土日祝日、12月29日~1月3日は17:00~翌8:00
・看護師が受診できる医療機関や応急処置をアドバイス
・適正受診啓発マグネット
医療保健課(市役所本館2階)や各種健康イベントなどで配布しています。
◇症状の緊急度をアプリで判定
(全年齢)全国版救急受診アプリ Q助
急な病気やけがの緊急度を判定してくれるアプリ。症状を画面上で選択していくと、緊急度に応じた必要な対応が表示されます。
(総務省消防庁)
※二次元コードは本紙をご覧ください。
・使ってみました
最初の画面で緊急度が高い症状を教えてくれるので安心。受診科目が分かるのも便利です。次の行動の後押しになりますね。
安田 裕子(やすだ ひろこ)さん、葵(あおい)さん、薫(かおる)さん
(子ども)ウェブサイト こどもの救急
・生後1か月~6歳の子どもの受診を判断
◇緊急時には迷わず119番通報を
発熱のみなど症状が軽いときは、まずは♯7119やQ助の利用をお願いします。高齢の方は痛みを感じにくい、お子さんは自分では訴えが難しい場合もありますので、いつもと違う場合や、様子がおかしい場合は迷わず119番に通報してください。
東広島市消防局 警防課 救急対策室 救急救命士
山口 大己(やまぐち だいき)さん
◇ラジオで詳しく紹介します!
FM東広島(89.7MHz)
10月の毎週木曜日 17時台
スマートフォンでも聞けます
■本紙2ページのクイズの答え
1:(1)
2:〇
3:かかりつけ
4:8
5:〇
問合せ:医療保健課
【電話】082-420-0936
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