■大切な命を守るため 災害への備え
◆“災害”に備えて
日本では、地震や津波、台風、豪雨、土砂災害など、毎年多くの災害が発生し甚大な被害が生じています。また、高い確率で南海トラフ巨大地震が起こることも危惧されています。
大規模災害はいつ発生するか分かりません。いざというときに備えて、家族や地域の人と話し、普段から準備しておくことが大切です。
◇ポイント
・家具の転倒防止や窓ガラス飛散防止
・ハザードマップ(危険箇所)の把握
・避難場所(災害種別)や避難経路の確認
・家族や親戚との連絡手段の確認
・非常用袋(非常食・常備薬・貴重品など)の準備
・早い避難(避難場所・垂直避難・親戚宅など)
◆人命救助の精鋭部隊「高度救助隊」
高度救助隊は、「人命の救助に関する専門的かつ高度な教育を受けた隊員」で編成される人命救助専任の精鋭部隊です。大規模災害を教訓に、令和3年4月に東広島消防署本署に配置しました。
◇高度救助隊の主な活動
・市内の建物火災や交通事故などの災害救助
・水難救助事案
・航空機事故
・有毒物質や放射線による特殊災害
※管内全域(東広島市・竹原市・大崎上島町)のきわめて過酷な現場で活動
※大地震や風水害など、日本全国で発生する大規模災害へも緊急消防援助隊として出動
極めて過酷な現場で活動を行う高度救助隊は、強靭(きょうじん)な体力と精神力、知識・技能が求められます。隊員たちは、あらゆる災害を想定した訓練を繰り返し、災害に備えています。
◇安全・安心なまちへ“使命”~要救助者とともに必ず生還する~
高度救助隊が向かう先には、過酷な状況の中、助けを待っている人がいます。我々は、高度救助隊の誇りと責任を胸に、人命救助「最後のとりで」として、市民の皆さんの笑顔と安全・安心のため、全力を挙げて任務を遂行します。
問い合わせ:東広島消防署
【電話】082-422-6567
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