■学校給食通信(ミニ)
令和6年1月号から3回にわたって学校給食について、少し紹介していきます。
1月号では「学校給食センターの一日」と題して学校給食ができるまでを写真で紹介します。2月号は、学校給食にかかるお金の話を「学校給食の家計簿」として掲載予定、3月号は学校給食センターで行っている地産地消やフードロスへの取組みを紹介する予定です。
◇学校給食センターの一日
○身支度
清潔な白衣を着て、粘着クリーナーでほこりや髪の毛などを取り除きます。
○手洗い
念入りに手洗いを行ったあと、エアシャワーを通って調理場に入ります。
○食材チェック(納品・目視)
専用の受け入れ口から原材料ごとに数量・生産地・品質・鮮度・品温・異物の混入・賞味期限等について十分に点検を行い、保管しています。肉、魚も見て、触って骨など異物がないか調理員さんが確認しています。
○下処理・洗浄・切る
葉物野菜は1枚1枚はがしてから、ほかの野菜もいたんでいたり虫がついていないか、丁寧に3回洗ってチェックしています。チェックが終わったら、機械や手で食材を切っていきます。
○調理
回転釡ではみそ汁やカレー、煮物などを作っています。茹でたり、炒めたり、味付けをするために食材を混ぜ合わせています。ちゃんと食材に火がとおっているか、温度計で確認しています。ほかにもフライヤーやスチームコンベクションオーブン、炊飯釡などを使って調理をしています。
○配缶
できあがった給食はクラスごとに重さを量ってから配缶します。フライや焼き物は数を数えてから食缶に並べていきます。
○配送
○配膳
○回収
○洗浄・殺菌・乾燥
洗浄室では、学校ごとに食べ残した給食の重さを計ってから、食器、食缶、お箸やスプーンなどをきれいに洗っていきます。洗い終わったら、クラスごとに数を数えてから食器カゴへ入れていきます。最後にコンテナにカゴを入れて、食器保管庫というところで、1時間30分、90度で殺菌と乾燥をしています。
問合せ:上板町学校給食センター
【電話】088-694-2279
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