■ストップ・ザ・薬物!
薬物事犯検挙人員は、平成26年以降増加の一途をたどり、令和4年も、過去最多を記録した令和3年に続く高い水準でした。特に、20歳代が過半数を占めるなど、若年層を中心とした薬物の乱用拡大が大きな課題となっています。
▽薬物乱用とは‥?
社会のルールから外れた方法や目的で、覚醒剤や麻薬など薬物を使うことです。遊びや快感を求めるために、たとえ1回使用しただけでも乱用になり、同時に犯罪にもなります。
▽薬物乱用の甘い誘い
「1回だけなら平気・人生は経験だ」「ただの栄養剤だよ」「痩せられるよ」「みんなやってるよ(やってないのはキミだけ)」など、子どもたちを薬物乱用の魔の手から守るのは大人の責任です!
▽薬物乱用がなぜダメか?
薬物の乱用は大切な脳を傷つけます。特に、小学生、中学生、高校生の時期は、心身ともに急速に発達するときです。この時期に薬物を乱用すると、脳や身体の成長がストップし、感情のコントロールができず、意欲がなくなる、怒りっぽくなるなど、心身の発達が損なわれてしまいます。
■断る勇気が未来をつくる!
▽誘われたらどうする?
『はっきり、きっぱり』断る。少しでも迷っている様子を見せてしまうと、また誘われてしまいます。
『話題を変える、その場から離れる』「そういえば…」などと話題を変えて、誘いをかわしましょう。トイレなどの口実でその場から離れましょう。
『相談をする』一人で悩まないで、家族や警察に相談しましょう。
■ご家族の皆さんへ
薬物乱用問題については、自分の子どもは大丈夫という決めつけは禁物です。薬物乱用に関する情報は日常生活の中に氾濫しており、子どもたちは誘惑にさらされています。
また、最近では覚醒剤などが簡単に手に入るようになっているので、日頃から家族の話し合いを通じて、薬物乱用防止に対する正しい知識を身につけて、子どもたちを守りましょう。
連絡先・問い合わせ:市青少年育成補導センター
【電話】25-6620【FAX】25-6621
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