今年の徳島県内の交通事故による死亡者数は、8月末現在で19人(前年同時期比+1人)です。死者のうち65歳以上の高齢者は14人となっており、死者数に占める割合は74パーセントで、全国平均の55パーセント(6月末現在)を大きく上回っています。
9月21日(土曜日)から9月30日(月曜日)の10日間「秋の全国交通安全運動」を実施します。この運動は、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づけ、交通安全意識を高め交通事故を防止することを目的としています。
(重点項目)
(1)反射材用品などの着用推進や安全な横断方法の実践などによる
歩行者の交通事故防止
・夜間における歩行の場合には、反射材用品などの着用とともに、安全な横断方法を行いましょう。
(2)夕暮れ時以降の早めのライト点灯やハイビームの活用促進と飲酒運転などの根絶
・車両は「早めのライト点灯」、歩行者は「反射材の着用」で、お互いが確認できるようにしましょう。
・飲酒運転も、あおり運転も「絶対しない、させない」環境をみんなでつくりましょう。
(3)自転車・特定小型原動機付自転車利用時のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底
・自転車は乗る前に「点検整備」を行い、「ヘルメットを着用」しましょう。
・自転車は「くるま」です。車道の左側を通行し、歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行しましょう。
■日頃から自転車ヘルメットを着用しよう!
自転車利用者のヘルメット着用が努力義務になっていますが、背景には死亡事故を減らす目的があります。
自転車での死亡事故のうち、約半数は頭部損傷によるもので、ヘルメットを着用していない人の致死率は、着用者の約2.2倍となっています。実際に、ヘルメットを着用していたことで、命が助かった人もいます。
自分自身の命を守るために、自転車に乗るときはヘルメットを着用しましょう。また、家族など周りの人にも着用を呼びかけましょう。
問合せ:市民生活相談課
【電話】088-621-5130【FAX】088-621-5128
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