◆多頭飼育崩壊って何?
一般的には不妊去勢手術をせず無秩序にペットが増え、飼い主が適正に飼育できる数を超えた結果、経済的にも破綻し、ペットの飼育ができなくなる状況を多頭飼育崩壊と言います。
多くの事例では、多頭飼育で十分な世話ができなくなった結果、不衛生な環境となり病気が蔓延し、ペットはもとより飼い主の生活にも支障が出ています。
◆多頭飼育崩壊を防ぐために・・・
1 猫を保護したり飼育する際は、不妊去勢手術を最優先で行ってください。
猫の不妊去勢手術費は多数になると負担も膨大になります。
また、増えてしまってからのえさ代も高額となります。
2 ご家族や友人知人が猫を飼い始めたら、不妊去勢手術をするよう勧めてください。
3 ご自身で飼える数を責任と愛情をもって最期まで育てましょう。
◆猫の繁殖力と不妊去勢手術のメリット
メス猫は生後6か月で妊娠できるようになり、1年に2~4回、1回で4~8匹を出産するため、1年で20匹以上の子猫が産まれる可能性があります。
○不妊去勢手術のメリット
(1)子猫が産まれることがない
(2)発情によるスプレー行動が減少する
(3)メスの発情期特有の大きな声がない
(4)性的欲求によるストレスが減り、穏やかになる
(5)外に出たがらなくなる
(※それぞれ個体差があります)
問合せ:
福祉生活課【電話】674-1116
徳島県動物愛護管理センター【電話】088-636-6122
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