■コスモス畑で秋の思い出
11月8日、大俣認定こども園の2歳~5歳児が市場町上喜来のコスモス畑(コスモスの里)で遊びました。
これは、上喜来地域資源保全隊が8月下旬に県道246号沿いの約2・4ヘクタールの畑に種をまいたものです。
園児たちは、摘んだ花を髪に挿したり花束にしたりしながらコスモス畑の中を元気いっぱい駆けまわりました。
また、花を持ち帰り、ラミネートや押し花にして秋の思い出を作りました。
■木とふれあい学ぶ
11月5日、市役所で木工クラフト、金清公園で植樹体験が行われ、19組の親子が参加しました。これは緑の募金「市町村等緑化交付金事業」として、阿波市緑と森づくり委員会が毎年開催しています。
参加者は、森林に関する紙芝居を聞いて森林の役割を学んだり、マツボックリや木材を飾り付けてクリスマスリースやツリーなどの作品を作ったりしました。その後、金清公園で蜂須賀桜の植樹も体験し、森林への理解を深めました。
■「スマホで申告・納税できるんじょ」
11月13日、阿波西高校で、阿波麻植間税会と川島税務署から、スマホを使った確定申告のPRポスターのデザイン依頼を受けた阿波西高校アート部に感謝状が贈られました。
代表して感謝状を受け取った井上陽向さん(3年生)は、「お遍路さんが休憩時間でも、簡単に納税ができることが伝わるように描いた」と話しました。
井上さんがデザインしたポスターは、確定申告の時期に合わせて市役所やJRの駅などに掲示されます。
■地域の課題と解決方法を考える
阿波高校2年生の「総合的な探求の時間」の学習の一環で、市職員が阿波高校で出前講座を行いました。
11月2日は、「高齢者の生活支援」や「阿波市の子育て」など5つのテーマに分かれ、担当職員が阿波市の重点施策や課題などを説明して、生徒からの質問に答えました。
「土成丸山古墳について」を受講した林晃平さんは、「県下最大級の円墳である丸山古墳を含めて、阿波市にたくさんの古墳があることを知り驚いた。発掘調査に興味を持った」と話しました。
■赤い羽根チャリティーコンサート
11月18日、市場総合福祉センターで、市場地区地域福祉推進委員会が4回目となる「赤い羽根共同募金チャリティーコンサート」を開催し、募金を呼びかけました。
会場では、市場中学校の音楽部が懐かしのメロディーをテーマに、「もみじ」や「赤いスイートピー」など17曲を演奏しました。
参加者は、演奏に合わせて一緒に歌ったり、曲名あてクイズを楽しんだりして、バイオリンなどの弦楽器の音色に心を和ませました。
■阿波市のことわかるかな?
11月13日、吉野川青年会議所の松島理事長らが市役所を訪れ、「みんなのドリル」を市内のすべての小学校に贈呈しました。
これは、子どもたちが地元に興味を持ち、知ることでより地元を好きになることができるよう、吉野川青年会議所が子どもたちから問題を募集して作成したウェブ上の地域学習ドリル(あわドリル)です。誰でも体験でき、阿波市のことを学べます。
■阿波市総合文化祭
阿波市総合文化祭の芸能祭が10月29日、展覧会が11月3日から5日まで、アエルワで開催されました。また玄関前の菊花展では、小学校で育てた菊や愛好家による色鮮やかな大輪の菊がたくさん飾られていました。
展覧会では、絵画や書道、生け花、陶芸などの作品や小中学校の硬筆や習字、絵画など、合わせて約580点が展示され、来場者は各作品に見入っていました。
■めぐみへの誓い
11月11日、アエルワで、阿波市人権啓発事業として、映画「めぐみへの誓い」が上映されました。
この映画は、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんを中心とした実話を基に拉致被害者とその家族の苦悩と闘いを描いた作品です。野伏翔映画監督の舞台あいさつや上映後は、母親役の石村とも子さんも登壇され、撮影現場の裏話をしてくれました。製作に携わった一村かおりさんは「拉致問題を風化させてはいけない。この問題を理解し、心を寄せてほしい」と話されました。
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