■徳島県表彰受賞
佐野壽代(さのひさよ)さん(土成町)
佐野壽代さんが、各分野で特に顕著な功績があった方々に贈られる「徳島県表彰」を受賞されました。佐野さんは、助産師として徳島大学病院などに45年勤務され、現在も乳幼児訪問指導や育児相談などを行い、乳幼児の発育や疾病予防などの指導やその保護者を支え続けられています。
佐野さんは、「受賞できたのも、関係者や地域の方々のご支援と家族の協力があったからです。このことを励みに、今後も子育て支援に取り組んでいきたい」と話されました。
■子どもたちのために寄付を頂きました
6月3日、XTech(株)の西條晋一代表取締役CEO(阿波町出身)が市役所を訪れ、小・中学生の学習のために役立ててほしいと、阿波市に500万円を寄付されました。
頂いた寄付金は、市内すべての小・中学校で必要な教材の購入に使用します。
■救える命を救う!!小学校区ごとの防災訓練
6月、5小学校区で自主防災組織連合会が主催する防災訓練が行われました。
梅雨空の下、参加者は、熱心に『自助・共助』に必要な技術の習得に汗を流しました。
また、林小学校区では、令和6年能登半島地震の支援活動の様子を紹介し、参加者は、真剣な面持ちで耳を傾けていました。
■サツマイモの苗植え体験
6月4日、林小学校の全校児童が校舎北側の畑でサツマイモ(紅はるか)の苗植えを行いました。
これは、農業の盛んな林地区で地域の方とのつながりを大切にしながら、土に触れる経験を得てもらうことを目的に毎年開催されています。
児童たちは、東林地区資源保全隊の方々から苗の植え方を教わりながら、丁寧に苗を植えました。
植えたサツマイモは、10月中旬頃に児童たちが収穫し、調理実習などを行う予定です。
■阿波市消防団水害に備えて訓練
6月12日、阿波市消防団が、吉野川河川敷で行われた国土交通省徳島河川国道事務所主催の「排水ポンプ車操作訓練」に参加しました。
排水ポンプ車は、豪雨による浸水被害などが発生した場合に急行し、搭載している排水ポンプにより排水するための車両です。訓練では、手順を再確認し、排水ポンプの設置から排水までを行いました。
今後も、関係機関と連携し、水害発生時の迅速かつ的確な対応が継続できるよう訓練を重ねていきます。
■人権の花を育てよう
6月6日、「人権の花運動」が林小学校と伊沢小学校、久勝小学校で行われました。
林小学校では5年生、伊沢・久勝小学校では3年生が、人権擁護委員から花や「人権の花」写生大会用の画用紙を受け取った後、植え方を教わりながらマリーゴールドやサルビア、ペチュニアを植えました。
この活動は、子どもたちに花を育てることで命の大切さや思いやりの気持ちを育んでもらいたいと毎年開催されています。
■体も脳も活性化
6月20日、吉野中央ふれあいセンターで西条ふれあいクラブ研修会が開催され、予防医学指導士の森口登志子先生による「しあわせボディ」の講演に約60人が参加しました。
参加者は、「1・2・3」と声を出しながら、足を上げたり腕を回したりして筋肉を鍛えるトレーニングを教わりました。また、タオルを使って体を撫で、血流をよくする動きなど、どれも座ったままできる簡単なストレッチで、約30分間一緒に体を動かしました。
■棚田を彩る幻灯火
6月15日から22日まで、市場町大俣の棚田約50アールが手作りの灯籠約300本で彩られました。
これは大俣地域資源保全隊が、地域の美しい環境を守る意識向上のため、毎年行っているイベントです。
ろうそくが灯された灯籠が棚田に幻想的な風景を作り出し、集まった子どもたちはあぜ道を歩いたり、ろうそくや水面をのぞきこんだりしながら元気な声を響かせていました。
■資源循環の大切さを学ぶ
5月15日、市場総合福祉センターで大塚製薬(株)の山田悠理さんを講師に招き、「ペットボトルの資源循環水平リサイクル」の出前講座が開催されました。
阿波市消費者協会会員40名が受講し、身近な容器であるペットボトルの再利用や企業が取り組むSDGsについて理解を深めました。
また、市の環境衛生課からは、ペットボトルのごみ出し時の注意点について説明があり、官民連携での資源循環の推進を呼びかけました。
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