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みんなで一緒に健康づくり ~毎月19日は食育の日~

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愛媛県久万高原町

■令和6年度成人・高齢者向け予防接種のご案内

●風しん抗体検査・予防接種
▽昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性の皆さまへ
風しんの抗体を持っていると思い込んでいませんか?
・この年代の男性には、公的な予防接種が行われていません
・他の感染症の水ぼうそう、はしかと混同している場合があります
対象の方々は過去に公的な予防接種が行われてこなかったために、他の年代よりも抗体保有率が低く、風しんに感染するリスクが高くなっています。
また成人の方が風しんにかかると、小児と比べて重症化しやすく、高熱・発疹の長期化や関節痛など重症化の可能性があるため、まずは「抗体検査」を受けましょう!
公費で受けられる有効期限は令和7年3月31日までとなっています。
※対象者の方へはクーポン券を送付しています。

●高齢者の肺炎球菌予防接種
▽定期接種について
対象者:65歳の者
有効期限:65歳の誕生日前日~66歳の誕生日前日まで
対象の方には、誕生日の翌月上旬に案内文書、説明書、紫色の予診票を送付しています。接種を希望される方は医療機関にご予約のうえ、接種を受けてください。
※60歳~64歳の方でも、病気等で身体障害者手帳1級相当をお持ちの方は、対象となる方がいます。
※すでに23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチンの接種を受けたことのある方は対象外です。

▽任意接種について
接種日において町内に住所を有する66歳以上の方で、過去にこのワクチンを一度も接種していない方を対象に自己負担を4000円として、差額(接種年度の高齢者肺炎球菌ワクチン定期予防接種委託料を上限とする)を公費で補助しています。

●子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス感染症)予防接種
▽定期接種について
対象者:小学校6年~高校1年相当の女子
接種期限:16歳になる日の属する年度の末日まで

▽キャッチアップ接種について
対象者:平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女子
接種期限:令和7年3月31日まで
※接種券や予診票を紛失、接種歴が分からない等、ご不明な点があれば保健センターまでお問い合わせください。

■がんが予防できるワクチン
上浮穴郡医師会長 豊田茂樹
子宮がんは、その部位により、子宮頸がんと子宮体がんに分けられます。現在、日本における子宮頸がんは毎年約1.1万人が罹患し、その内約2,900人が亡くなっています。主な原因が、HPV(ヒトパピローマウイルス)の子宮頸部への感染です。20歳代と30歳代に好発し、30歳代までにがんの治療で子宮を失ってしまう人も、毎年、約1,000人います。HPVの感染を予防するワクチン(HPVワクチン)は、3種類(2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)、9価ワクチン(シルガード9))あります。9価ワクチン(シルガード9)では、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぐと考えられています。がんを予防するために開発されたのがこのワクチンです。肺がんでも胃がんでも乳がんでも予防するワクチンはありません。
HPVワクチンはWHOを含め世界中で安全性が定期的に確認されています。これまで推奨変更をした国はありませんが、2013年日本においては、ワクチン接種後に報告された多彩な症状に対する調査のため国が積極的勧奨を中止し、接種率が大幅に低下しました。調査の結果、多彩な症状とHPVワクチンとの因果関係は認められないとの専門家会議の結論をふまえ、2022年4月より積極的勧奨が再開されました。しかしながら再開後も諸外国と比べてかなり低い接種状況が続いています。
下表のように久万高原町では、定期接種実施率(%)がかなり低い状態です。(調査期間は少し異なります)

特例で設けられたキャッチアップ接種は来年3月末で終了します。それまでに3回の接種を完了させるには、今年9月末日までに1回目の接種を受ける必要があります。
対象者は1997年4月2日から2008年4月1日に生まれた女性で過去にHPVワクチンを3回受けていない方です。

定期接種:小学校6年生~高校1年生
キャッチアップ接種は今年9月末日までに1回目の接種を

お母さん、どうして私はワクチンを受けなかったの?と娘さんから言われないためにも、親子でよく相談してください。

問い合わせ:保健センター
【電話】21-2700【FAX】21-0934

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