7月20日から特別展「真・カブトムシ」が始まります。カブトムシは日本一有名な昆虫と言っても過言ではありません。しかし、野外での行動など、意外に分かっていないことが多い謎の昆虫でもあります。今回の特別展では、近年明らかになった生態など、最新の研究成果を基にその真の姿に迫ります。
■最新カブトムシ事情
図鑑や子ども向けの本にもよく登場するカブトムシ。「夜行性でクヌギの樹液を食べる」といった生態は、ご存じの方も多いかもしれません。
しかしここ数年で、昼間の活動例や、スズメバチに餌場を追い払われてしまう様子など、新たな発見が多数報告されています。その中には小学生の自由研究が基になったものもあります。
他にも、工学分野や歴史・芸術分野から見たカブトムシも紹介。江戸時代から現在まで、人とカブトムシの関わりも解説します。
■実物で分かるカブトムシ
標本や写真、動画で日本や世界のカブトムシを解説するほか、生きたカブトムシを複数種展示します。
日本のカブトムシには自由に触ることができます(9月中に終了)。
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