■「5月人権問題学習会」から
5月30日(木)久万町民館
今年度最初の人権問題学習会は、人権課題の中の高齢者と障がいのある人の人権について、DVDの視聴や話し合いなどを行いました。
▽高齢者の人権
2004(平成16)年12月、「痴呆」という用語が「認知症」に変更されました。法律や公式文書から痴呆という語が消えることになりましたが、「痴」にも「呆」にも「おろかな」という意味があるからです。
言葉を替えても問題が解決したり差別がなくなったりしませんが、私たちの意識を変えて、理解を深めることはできます。
▽障がいのある人の人権
手話は、手の動きや顔の表情、体のしぐさなどによって、物事の意味や内容を相手に伝える「見ることば」です。聴覚に障がいがあって、耳で聞いたり口で話しかけたりすることが困難な人たちの大切なコミュニケーション手段です。
今後は、町内の各種研修会やイベント等でも、手話通訳の方の参加が予定されることになりそうです。
▽学習会参加者の感想
今回初めて参加させていただきました。学習会の中で、地域で暮らすご高齢の方の見守りの視点についてや、盲導犬に声を掛けたり触ったりしてはいけないことなどを初めて知りました。身の回りの人を大事にしていくために、こういった場で学ぶことは大切だと思いました。
●今後の予定とご案内
・7月22日(月) 校区人権教育推進大会 運営委員会
・7月29日(月) 7月人権問題学習会(面河地域)
・8月9日(金) 新採転入教育・行政職員 人権・同和教育研修会
問い合わせ先:教育委員会 生涯学習係
【電話】21-0139(内線334)
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