■第2回高校生海外語学研修事業 7/20~8/6
伊方町の高校生5名が7月20日から8月6日までの約3週間、アメリカ・シアトルとカナダ・バンクーバーでの語学研修に参加しました。シアトルでは、マイクロソフトビジターセンターとボーイング・エバレット工場といった世界的大企業を見学しました。シアトルで2日間を過ごした後、バンクーバーでの語学研修が始まりました。研修では、5~6人のグループにそれぞれ先生が1人付き、サポートをしてくれます。日本とカナダの文化や生活習慣の違い、カナダの州についてなどたくさんのことを学びました。英語レッスンが終わった午後には、地域散策やコロンビア大学などへ行きました。参加者は、バンクーバーではホームステイをし、学校でも家庭でも英語づけの日々を過ごしました。
参加者からは、「英語に対するモチベーションが上がった」、「英語をはじめとするコミュニケーション力が上がり、積極性が身についた」といった感想をいただきました。出発するときには不安げな面持ちだった生徒たちが、達成感に満ちた表情で帰ってきました。生徒たちにとって満足のいく研修となったのではないかと思います。
■新入社員異業種コラボ研修 in 伊方町
8月5日から7日の3日間、伊方町役場の新入職員のほか、四国電力、STNet、南海放送の新入社員(合計15名)が、町内で2泊3日の研修を行いました。
「地域に根付いた住民参加型イベントを開催するにあたって必要なモノとは?」をテーマに、主要施設の視察や住民との意見交換の後、チームに分かれてグループワークを行い、最終日には高門町長に企画案を発表しました。
各チームからは「のど自慢大会」や「星空シネマ」のほか、「魚のつかみ取り等を盛り込んだトライアスロン大会」の提案があり、実現性等を含め引き続き検討していきます。
民間企業との連携のなかで人材育成に向けた新たな取り組みであり、参加者からは「参加して良かった」「伊方町に住んでいるけど、まだまだ知らないことが多かった」「幅広い視野で物事を考えるようになった」などの感想があり、とても有意義な研修になりました。
■中央教室「藍染体験」
8月7日に佐田岬半島ミュージアムにある岬藍(はなあい)において、中央教室の藍染体験が行われました。この事業は、夏休み期間中の小学生を対象に、体験を通じて様々な学習をしてもらおうと中央公民館が企画したものです。児童たちは慣れない体験に戸惑いながらも、懸命に布を染め、最後の洗い流す作業ではびしょ濡れになりながらもやり遂げました。
児童たちは藍染を体験することで、一つのものを作る楽しさや大変さなどを感じることができました。作品の完成はおよそひと月程度かかるそうですが、この日の空や海のようにきれいな藍色に染まってくれることでしょう。
■第71回三崎夏季体育大会
8月14日に三崎公民館と伊方町スポーツ協会三崎支部が主催で三崎夏季体育大会が開催されました。競技結果は次のとおりです。
▽ソフトボール
優勝 中村・南西部地区
準優勝 上地区
▽レクバレー
優勝 中村地区
準優勝 須賀地区
▽卓球
※詳細は、本紙またはPDF版をご覧ください。
▽グラウンドゴルフ
※詳細は、本紙またはPDF版をご覧ください。
■半島地域の新盆行事
町内では、毎年各地区において独特の新盆行事が行われています。今回は川之浜地区と松地区の行事をご紹介します。
8月15日、川之浜地区で、「ナッポイドウ」と「おしょろ船流し」が行われました。新盆を迎えた家族が海岸に集まり、鐘と太鼓に合わせて「ナーミド、ナーミド、ナッポーイド」の掛け声で、笹に付けた短冊が全部落ちるまで地面にたたきつけて供養します。夕方からは「おしょろ船流し」が行われました。朝早くから地区の方々が集まりおしょろ船を作り、船には故人の好んだお供え物を乗せて海へ流します。また、かつては故人に見立てた市松人形を乗せていましたが、最近は顔を掘った茄子を代用しています。時代が変わりつつも伝統が受け継がれています。
また同日、松地区で伝統行事「モウナ」が行われました。笹竹に子どもを産まなかった女性の着物を着せて、袖にはアワビの殻を付けて「モウナ」と呼ばれる人形を作ります。初盆を迎えた家族や地域の方々が集まり、お宮やお寺で「モウナ、モウナ、モーミードーブ」と3回唱え、最後に「セーッ」と声をかけながら人形を揺らし供養します。今年も地域の伝統行事が力強く行われました。
*****************************
地域の身近な話題をお届けします。皆さまからの情報をお待ちしています。
総合政策課広報秘書係までご連絡ください。
問合せ:総合政策課広報秘書係
【電話】38-2659
<この記事についてアンケートにご協力ください。>