■心身を健やかに保つ生活習慣で「人生100年時代」を楽しもう
◆人生100年時代
100歳まで生きるのが当たり前という「人生100年時代」を迎えつつあります。日本人の平均寿命と健康寿命(自立して健康な日常生活を送れる期間)の差は、男性が約9年、女性が約12年というデータがあり、その期間を不健康な状態で過ごすことになります。
◆体と心の健康が大切
WHO(世界保健機関)は、健康とは「肉体的・精神的・社会的に満たされた状態にあること」と定義しています。ストレスを感じやすい現代社会では、心も病気やけがをすることがあります。体と心は互いに影響し合うため、心身ともに免疫力や回復力を高めることが大切です。100歳になっても人生を満喫できるよう、日々の生活習慣を今日から見直してみましょう。
◆心身を健やかに保つための生活習慣
(1)眠る時間はしっかり確保
忙しくても、まずは十分に睡眠をとってください。体内時計をリセットするために毎日決まった時間に起床して日光を浴び、朝ご飯を食べましょう。この習慣は一生の宝物になります。
(2)日中は活動的に過ごそう
日中は適度に体を動かしましょう。筋肉量と脳に関する研究によると、活動的な人ほど記憶力や学習能力が高く、運動不足な人ほど脳が萎縮して認知能力が下がるといわれています。
(3)毎日食べたい10の食品群
バランスのいい食事を心がけましょう。毎日取りたい食品の合言葉は「さあ、にぎやかにいただく」です。一日7品以上を目標に、足りていない食品を加えてみましょう。
○健康のために毎日食べたい食品群「さあ、にぎやかにいただく」
さ:魚
あ:油
に:肉
ぎ:牛乳・乳製品
や:野菜
か:海藻
い:いも
た:卵
だ:大豆製品
く:果物
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