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うちこ往来

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愛媛県内子町

■内子駅のSL、漆黒の雄姿ふたたび 大山正風さんが愛情込めてきれいに
JR内子駅前に展示されている蒸気機関車の外装修理が3月19日に完了しました。内子町出身でSL整備ボランティアとして活動する大山正風(せいふう)さん(78)が、さび落としや塗装などを約5カ月間にわたって実施。9年前にも同車両を修繕した大山さんは「子どもの頃から親しんだSLを、またきれいにできて幸せ。輝きを取り戻した車両を皆さんも可愛がって」と語りました。

■動物の習性を知り、大切な農地を守る 農家と猟師に向けた鳥獣対策講演会
「鳥獣対策講演会」が3月23日、内子自治センターで開かれました。講師の阿部豪(ごう)さん((株)野生鳥獣対策連携センター)が、午前の部は農家に、午後の部は猟師に向けて講演。害獣の進入防止対策や捕獲のポイントなどを映像とともに紹介し、「動物の目線で考えるのが大切。農地に入るのを諦めさせることと、農家と猟師が連携して効率よく捕獲することの、両方が必要」と伝えました。

■木のぬくもりのある音色が内子座に響く「コカリナ」演奏会を町内初開催
「愛媛コカリナフェスティバルin内子」が3月23日、内子座で開かれました。コカリナはハンガリーの楽器を改良した木製の笛。倒木のため伐採された町の天然記念物「豊秋河原のエノキ」で作ったものも使用し、コカリナ愛好家や町内の小学生らが27曲を披露しました。主催した同実行委員会の平松夕佳(ゆか)さんは「手軽な楽器。三世代で楽しめるように広めていきたい」と話しました。

■真新しい制服に身を包みピカピカ笑顔で学校生活をスタート
町内小学校の入学式が4月8日に開かれ、93人が小学生の仲間入りをしました。内子小学校では39人の新1年生が、少し緊張した様子で入場。名前を呼ばれると元気いっぱいに返事をしていました。式では中本克也(かつや)校長が「返事やお礼を言える子になり、できることを少しずつ増やそう」とあいさつ。また6年生が給食や掃除などの学校生活を劇で紹介し、歓迎の言葉を贈りました。

■桜満開、思い出いっぱい 春を告げる桜まつりを各地で開催
3月下旬から4月上旬にかけて、町内各地で見頃を迎えた桜を楽しむイベントが開かれました。
知清河原では「桜まつり2024」(同実行委員会主催)が3月30日に開かれました。今年は、能登半島地震の被災地を応援しようと、石川県産の牡蠣を1個100円で販売。牡蠣の売り上げと、イベントのチケット代の一部が同県の商工会青年部へ寄付されました。実行委員長の山本真太朗(しんたろう)さんは「牡蠣は大人気で、約400個が完売。天候にも恵まれていい花見日和だった」と話しました。
3月31日には、上川地区で「世善桜まつり」(上川自治会主催)を5年ぶりに開催。地元住民や帰省客ら約100人が、和気あいあいとした雰囲気で春の宴を楽しみました。山本幸一(こういち)自治会長は「桜もみんなの笑顔も満開。久しぶりににぎわいが戻ってうれしかった。今後もみんなが集まって楽しめる場をつくりたい」と笑顔でした。
そのほか、立石地区の尾首の池、城廻地区の四季の詩公園、石畳東地区でも地域の桜を愛でる催しが開かれ、多くの人でにぎわいを見せました。

■ふるさとに鮎走る清流をいつまでも――立川の子どもたちが「鮎の放流」
立川小学校の「鮎の放流体験」が4月16日、中山川で行われました。地域の川に親しんでほしいと、肱川漁協五城支部の協力で10年以上前から実施しています。児童らは約8,000匹の稚鮎をゆっくりと放流し、「ちっちゃくてかわいい」「泳ぐの速い」と楽しんでいました。白石晴都(はると)さん(5年)は「鮎がすめるきれいな中山川を、これからも大切にしたい」と話しました。

■子どもの健やかな成長を願って 大凧合戦「初節句出世凧」の名前書き
5月5日のいかざき大凧合戦で揚げる「出世凧」の名前書きが4月21日、共生館で行われました。町内外から約130組の応募があり、参加者は緊張した様子で凧に子どもの名前を書き入れていました。双子の赤ちゃんのために夫婦で筆を取った中本大成(たいせい)さん・美波(みなみ)さん[福岡]は「自由にのびのび育ってほしいという願いを込めた名前。本番はうまく揚がってくれたら」と笑顔でした。

「うちこ往来」は身近な町の情報を伝えるコーナーです。皆さんからの情報をお待ちしています。

問合せ:総務課 広報・広聴係
【電話】0893-44-6151

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