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地震に備える。命を守る。(2)

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愛媛県大洲市

■住まいを備える。
◇建築時期と耐震基準
みなさんが住んでいる住宅が建築されたのはいつでしょうか?
建物を建築する場合、地震に対して建物が安全であるための基準を「耐震基準」といいます。建築基準法では、建物に要求される最低限満たすべき地震への耐震性能のことを指し、大規模な地震が起こるたびに改正されています。

〇耐震基準の種類と耐震性能

◇耐震基準による被害の違い
下のグラフは、平成28年熊本地震における耐震基準別の被害状況を調査したものです。
旧耐震基準の倒壊率は28.2%に上っており、新耐震基準の倒壊率(新耐震:8.7%、現行:2.2%)と比較して大きな差があることが分かります。
以上のことからも、昭和56年以前に建てられた建物は、大きな地震が発生した場合には倒壊の危険性が非常に大きくなります。

〇平成28年熊本地震における耐震基準別の被害状況

◇耐震診断と耐震改修
今住んでいる住宅は大きな地震に耐えられるのか、まずは耐震性を調べてみることが重要です。
方法としては「耐震診断」があります。専門家による建物の調査・評価を行い、耐震基準を満たしているかどうかの結果が分かります。
また、診断結果が耐震性を満たしていない場合には、現行基準を満たす建物となるよう「耐震改修」を進めていく必要があります。耐震改修工事を終えて、ようやく地震に強い建物といえるでしょう。
大洲市では、耐震診断や耐震改修などの補助制度を設けています。ぜひ補助金などを活用してください。
「耐震化」があなたや大切な人の命を守ります!
耐震化をはじめとする住宅の安全に関する補助制度の詳細は、次のページをご覧ください。

耐震化で命を守ろう!

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