◆12月14日(木)
▽みらい新居浜 野田明里議員(30分)
(1)学校や部活動における熱中症対策について
1.学校の対策
2.個人や地域での対策
問:登下校時や部活動の行き帰りなどに子どもたちが熱中症の危険を感じた際、地域の企業や商店などに協力を仰ぎ、助けてもらえる認証制度を作ることはいかがか。
答:児童生徒を守るためには、地域を挙げた取り組みが必要であるため、まずは新居浜建設業協同組合と連携し、地域まもるケンの制度を活用する方向で協議するとともに、企業や商店などの活用については、地域の事情が異なるため、各学校運営協議会で議論したい。
(2)ごみの不法投棄について
1.対策と現状
2.不法投棄させない仕組みづくり
(3)独身男女の出会いの場の創出について
(4)高校生によるラウンドワン誘致について
問:主権者教育の課題解決や本市の発展のために、高校生が主体的かつ能動的に始めたラウンドワン誘致。今後行政としてどのように関われるか。また、企業誘致のコツを伺いたい。
答:今回の行動は、本市への定住に向けた若者の率直な意見と捉えており、誘致委員会の計画内容や行政に対する要望を聞き取った上で、できる限りのサポートとアドバイスをしたいと考えている。企業誘致を行う上でのアドバイスとしては、誘致対象企業のニーズや出店計画、条件の把握に努め、その分析や検討が重要になるため、参考にしていただきたい。
▽自民クラブ 小野辰夫議員(30分)
(1)高齢者の福祉について
1.介護施設での虐待への対応
2.介護従事者の確保
(2)住居表示について
(3)全国大会や国際大会に出場する選手への支援について
(4)東雲競技場について
問:30年経過し老朽化が目立つが、小中学生、高校生などが利用する大切な競技場である。ベンチの増設、日よけ、雷よけの設置、夜間安全に練習できる照明などの設置について伺う。
答:競技場内の空きスペースなどを活用したベンチの整備を検討する。シェルターの設置は多額の費用がかかるため現時点では難しいが、男女別の更衣室は一時的な避難場所や休憩所として利用できる。常設の照明設備の設置は多額の費用が想定されるため、現在設置しているLED投光器8台からさらに増設することを検討する。
(5)市の将来像について
1.保育料と小中学校の物品購入費の完全無償化
問:経済不況や物価高などで生活が苦しいと回答した世帯は半数以上。保育料や小中学校の物品購入費の完全無償化について伺う。
答:保育料の完全無償化は、約4億1千万円という多額の財源を安定的に確保しなければならないため、市単独での保育料完全無償化は難しい。小中学校の物品購入費の完全無償化は、生活保護やそれに準ずる世帯などの保護者に学用品費を支給しているが、全ての児童生徒を対象とするには多額の財源が必要になるため、現在は考えていない。
2.給食費の完全無償化と地産地消
3.上下水道料金
4.空き家の管理
▽自民クラブ 白川誉議員(30分)
(1)新居浜KENPOSについて
1.事業推進とソーシャル・インパクト・ボンド
2.県事業との重複
(2)空き家対策について
1.2040年空き家数全国予測マップ
2.0円物件マッチング
(3)解決困難な課題について
1.保育士確保
問:潜在保育士の掘り起こしを目的に、保育士の働き方の選択肢を増やすという切り口でベビーシッター文化を地方に醸成するのはどうか。利用ニーズ調査と併せてお願いしたい。
答:保育士の確保に向け、潜在保育士の掘り起こしという観点で、自分のペースで得意分野を生かしてベビーシッターとして保育の現場で活躍してもらうことは、保育士資格の活用として有効であると考えている。今後、ベビーシッターなどの子ども預かりサービスについて、子育て世代へのニーズ調査を行い、需要の有無について把握を行う。
2.交通事業者との調整
問:路線バスを中心とした交通計画を継続するのであれば、通勤通学の時間帯を除いた市内路線バスの無料乗り放題の社会実験を実施し、路線バスに対する根拠ある答えを出してほしい。
答:普段バスを利用しない人にバスを使用してもらう機会の創出は、バス事業者への支援、データ収集にも効果的で、地域公共交通計画の取り組み施策の一つとして登載し、取り組むこととしている。計画を策定するための社会実験ではなく、誰もが使いやすく、親しみやすい公共交通網の再編を目指す次期計画期間内の取り組みとして進めたい。
編集:新居浜市議会
問合せ:議事課
【電話】65-1321
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