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令和6年度予算

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愛媛県新居浜市 クリエイティブ・コモンズ

令和6年度の一般会計当初予算は、歳入、歳出それぞれ514億5,618万円となっており、昨年度と比べると5,924万円、約0.1%の減額となっています。なお、国民健康保険事業、介護保険事業などの5つの特別会計284億1,547万円、水道事業や公共下水道事業など3つの企業会計122億5,015万円を合計した新居浜市全体の予算規模は、921億2,180万円となっています。

◆特別会計の当初予算額の前年度比較

◆歳入(収入)と歳出(支出)の内訳
▽歳入
割合が一番大きいのが、市民税、固定資産税、軽自動車税などの市税で、196億7537万円(前年度比2・5%減)で歳入全体の約38%を占めています。
次に、国の制度に基づいて実施する児童手当や、生活保護などへの国庫負担金、公共事業を実施するための国庫補助金などの国県支出金が115億5428万円(前年度比2・9%減)で全体の約22%、地方公共団体間の財源の不均衡を調整するための地方交付税・臨時財政対策債が55億2900万円(前年度比3・5%増)で約11%などとなっています。

▽歳出
割合が一番大きいのが、保育園の運営費や、介護保険事業、国民健康保健事業特別会計への繰出金など、福祉関係の支出が213億5354万円(前年度比1・7%増)で約42%を占めています。
次に、小中学校の管理や、給食施設の整備など教育関係の支出が66億1854万円(前年比8・0%減)で約13%、道路の修繕、公園や市営住宅の管理など土木関係の支出が50億7036万円(前年度比2・1%減)で約10%などとなっています。

◆当初予算のポイント
▽重点事業
(1)防災・減災対策
大規模災害の発生時に地域の拠点となる防災倉庫や、消防団詰所の整備などを実施

(2)子ども・子育て支援の充実
小学生~高校生など(18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある人)の医療費の無償化や小中学校の給食費の助成などを実施

(3)文化・スポーツの振興
あかがねミュージアムのコンテンツの充実や老朽化している体育施設の改修工事などを実施

(4)持続可能なまちづくり
渋滞が発生している交差点の改良や道路の整備などを計画的に実施

令和6年度の一般会計当初予算は(1)~(4)の重点事業を推進しつつ、歳出規模の抑制にも取り組みましたが、人件費・光熱水費・物価の高騰などの影響を受け、過去最大規模となった令和5年度に次ぐ予算規模となりました。自治体の貯金ともいわれる財政調整基金の取り崩しが続く厳しい財政状況ではありますが、国・県の補助金などのさまざまな財源を最大限活用し、市民の皆さんからの要望や喫緊の課題に対応する予算となっています。

◆市債(借入金)の推移
市債(借入金)は、将来にわたって使われる学校や道路などの公共施設を整備する場合などに市が借り入れる資金で、対前年度比1億6,900万円、3.6%増の48億5,950万円となっています。

▽増減の主な要因
・市庁舎大規模改修事業債の増 1億4,190万円
・消防自動車整備事業債の増 2億3,560万円
・地域防災施設整備事業債の増 4億7,110万円
・学校給食センター建設事業債の減 9億3,060万円


※R02~R04年度は決算額、R05、R06年度は当初予算額

◆市税収入の推移
市民税:法人税の減少見込みなどにより8.4%減
固定資産税償却資産の増加:見込みなどにより1.3%増
その他:市たばこ税の増加見込みなどにより0.9%増


※R02~R04年度は決算額、R05、R06年度は当初予算額

問合せ:財政課
【電話】65-1220

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