にいはま市議会だよりvol.122(3)

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■予算特別委員会審査内容
令和6年度当初予算について、予算特別委員会を設置し、3月13日(水)から3月15日(金)まで3日間にわたり審査を行いました。主な審査内容は次の通りです。

◎一般会計
514億5千617万9千円

◆移住定住応援推進費
563万5千円
問：事業ごとの予算の内訳はどのようになっていますか?
答：移住相談窓口設置に339万5千円、移住フェアの参加経費に36万5千円、お試し移住に要する経費に180万9千円、空き家バンクシステムの運用経費に6万6千円となっています。

◆産後ケア事業費
731万3千円
問：これまでとの違いや強化点はありますか?
答：委託医療機関などにおける産後ケア事業の実施体制を維持できるよう、宿泊型委託料や宿泊型および日帰り型の多胎児加算委託料の増額を図り、利用者の受け入れを促進していきたいです。

◆住民票等コンビニ交付推進事業費
1千16万7千円
問：利便性の周知、操作体験の普及について、現在の状況と今後の取り組みはどのように考えていますか?
答：マイナンバーカード交付の際に、コンビニ交付の案内資料を配布し、利便性を周知しています。また、特に高齢者に向けた操作説明として、行政広報番組を作成し、ケーブルテレビ放送やユーチューブ配信において啓発を図っています。今後はさらに、市民課へ設置のキオスク端末の利用を来庁者へ促し、操作体験の普及に努めます。

◆商店街活性化対策費
427万5千円
問：この事業で今後商店街を活性化できますか?
答：新居浜夏祭りなどのイベントを行うことで、商店街のにぎわい創出や来街者へのPRを図ることができることから、活性化につながると考えています。

◆橋りょう長寿命化事業
2億1千378万7千円
問：事業の対応状況と今後の予定はどのようになっていますか?
答：5年に一度の法定点検により、構造物の機能に支障が生じる可能性があり、早期に措置すべき状態と認定された78の橋に対し、補助事業である道路メンテナンス補助を活用し、優先的に補修などに取り組んでいます。令和5年度末時点で76橋の補修などに着手しており、令和6年度末時点で補修が完了する橋が37橋、完了率47・4%となる予定です。

◆消防分団詰所整備事業
3億3千935万7千円
問：角野分団詰所建設予定地付近には急カーブがありますが、安全に配慮した対策を行いますか?
答：新詰所建設予定地が接する県道については、急カーブにより見通しが悪い箇所があるため、現在の擁壁を撤去し、新たに低い擁壁を設置することで、見通しの改善を行います。また。歩道が狭い箇所については、建設予定地の内側に約1メートル下げることで、路側帯として使用できる範囲を広げるなど、安全に配慮した対策を考えています。

◆学校・家庭・地域連携推進事業費
3千265万3千円
問：事業内容はどのようになっていますか?
答：新居浜市コミュニティ・スクール推進協議会を開催し、各校区の地域学校協働活動の取り組みについての情報共有を行い、地域学校協働活動推進員を4人配置し、活動の充実を図ります。

◎公共下水道事業会計
81億6千796万7千円
問：管渠(きょ)建設改良費のうち、工事請負費5億3千200万円を計上していますが、工事内容はどのようになっていますか?
答：汚水については、神郷、泉川、中萩地区などで、開削工事による管渠の整備、および市内の小学校へのマンホールトイレの整備を進めます。雨水については、南小松原地区で開削工事による管渠の整備を進めます。

編集：新居浜市議会

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