■血圧チェックから始める健康づくり
-早世しない・要介護状態にならないために、血管をまもろう-
心臓から全身に血液を送り出す圧力が高い「高血圧」だと、全身の血管が傷み、硬くなっていきます。これにより脳血管疾患や心疾患になるリスクが高まり、死亡や要介護状態に至ることも。新居浜市は「高血圧」の未治療者や血圧管理が上手くいかない人が多いまちです。
次の3つのポイントを押さえて血管を傷みから守り、高血圧の発症・重症化を遠ざけましょう。
◆POINT1 起きて1時間以内に血圧を測る
起きて1~2時間後は急激に血圧が上がり、脳血管疾患や心疾患の発症リスクが高い時間帯です。
次のことに注意し、毎回同じ条件で測りましょう。
・トイレを済ませる
・薬を飲む前・ごはんを食べる前
・上腕式の血圧計がオススメ
・寝る前にも測って、1日2回の計測が望ましい
◆POINT2 家庭血圧135/85mmHg以上が1週間以上続いたら、専門家へ相談
・最低1週間分の記録を持って、受診する
・降圧薬は、血管を傷みから守り続けます
高血圧の医療費は、あなたの未来への投資です
◆POINT3 ローソルト(減塩)+ベジ(野菜摂取)を意識する
塩分を取り過ぎると、血圧が上がります。塩分を取らない・体から排出する工夫が必要です。
・1日の塩分摂取量の目安は、男性7.5g・女性6.5g未満
・体から塩分を排出するには、カリウムの多い野菜の摂取が大事(一日摂取量の目安:350g以上)
新居浜市では、ローソルト(減塩)+ベジ(野菜摂取)で高血圧予防を推進するため、毎月17日※に健康相談を実施しています。ふらっと気軽に来てみませんか。
※17日が閉庁日の場合は前後の開庁日に実施予定。詳細は市公式LINEなどでお知らせしています。
▽9月のローソルト+ベジチェックの日
日時:9月17日(火)9:30~11:30
場所:新居浜市役所1階
内容:野菜摂取量のチェックなど
※詳しくは本紙をご覧ください。
▽合言葉は「知っとる?自分の血圧」
市民の誰もがより長く元気に過ごせる新居浜市を実現するため、新居浜市健康づくり推進本部(生活習慣病グループ)では、「高血圧」の発症・重症化予防のための事業を推進しています。
問合せ:新居浜市健康づくり推進本部 生活習慣病グループ(国保課)
【電話】65-1219
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