[特集]中学生のジョブチャレンジ

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■仕事に出会う・人に出会う・自分に出会う5日間
ジョブチャレンジは、地域の働く人と出会い、仕事への想いや生き方に触れ、見知らぬ場所・人との出会いにより、視野・価値観を広げ、人格形成の土台となる地域への愛着を育む機会とする職場体験学習です。
今年度は、市内の約80か所の事業所が、中学校の生徒たちを受け入れ、事業活動を行います。
今月号では、7月に行われたジョブチャレンジの様子や体験の感想などを紹介します。

◆Job Challenge Day1「人と仕事に出会う会」
7月8日(月)に中央公民館で、重信中学校と川内中学校の2年生約300人が、ジョブチャレンジの一環として「人と仕事に出会う会」に参加しました。当日は市内14か所の事業所が集まり、生徒たちが自ら興味のある仕事を選ぶ体験と大人の「語り」の中から、働く人それぞれの歩みと仕事観を感じ取る時間となりました。

◆Job Challenge Day2~4「事業所での活動」
※詳しくは本紙をご覧ください。

◆3日間の職場体験を通して感じたこと
▽学校給食センターへ職場体験に行きました
給食調理を体験しましたが、量がとても多くて道具も大きかったです。
てこの原理を使い、野菜をひっくり返すよう教えてもらいましたが、コツがなかなか掴めず難しかったです。また、カレーを調理後、給食を運ぶ食缶に注ぐのが重たかったです。調理員さんが、日々頑張って給食を作ってくれていることが分かりました。

▽むぎの穂保育園へ職場体験に行きまし
外で子どもたちと一緒に、植物で色水を作ったり、葉っぱを水に浮かべて葉っぱ釣りをしました。むぎの穂保育園では、ブランコなどの遊具が無く、自然を大切に保育するという考え方であることを知り、職場体験に来て良かったと思いました。
何より、笑顔の子どもたちと触れ合えたことが楽しかったです。

▽さくらの湯観光物産センターへ職場体験に行きました
商品のラベル貼りやほっちょ市の準備をしました。最終日は、お客様に声をかけて、センターに関するアンケートを取ったり、陽光桜カステラの試食をしてもらいました。
人と接する仕事をしたい、東温市で働くのも良いなと思いました。

▽中島モータースへ職場体験に行きました
自分の自転車を綺麗にする方法を教えてもらい作業した後、自動車を洗ったり、タイヤを外したりしました。また、車検場に行って、車がどのように整備されているか、車検がどう行われているか見学しました。
職場体験を通して、仕事が大変なことが分かり、学校では知れないことがたくさんあるんだなと感じました。

◆Job Challenge Day5「振り返り」
7月12日(金)、中学校で職場体験を行った各事業所に感謝を込めたお礼状を作成しました。
その後、自分が体験したことや説明を受けた内容、社員さんの姿や言葉などを振り返り、各班に分かれて、パソコンで各事業所の魅力や経験したことをまとめたスライドを作成しました。

◆「広報とうおん」の取材を体験!
市役所で職場体験をしてくれた4人には、市役所のさまざまな仕事を見学、体験をしてもらったほか、「広報とうおん」の記者体験をしてもらいました。
取材にご協力いただいたのは、坊っちゃん劇場副支配人の仙波律(りつ)さん。仙波さんは、川内中学校OBで「中学生時代に充実した職場体験を行い、働くことの大切さと感謝の気持ちを持って欲しい」との思いから、多くのジョブチャレンジやインターンシップを受け入れています。
最初は緊張していた中学生でしたが、「具体的な仕事の内容」や「仕事のやりがい」、「思い入れのある作品は何ですか?」など、4人ともしっかり質問を行い、カメラの使い方もマスターし、楽しく活動していました。